その日、私達の会見が始まった。
最初は紅一点ってやつかと思った。
でも私はマネージャーを任された。
社「彼たちを支えてあげられるのは君しかいない」
と。
そして、時は流れ、
2018年 1月17日
King&Princeとしての
デビュー会見が行われた。
岸「僕達King&Princeは…… 5月23日にCDデビューします!!!!」
ファン「きゃあああああああああああああ」
デビュー曲、シンデレラガールも披露した。
リーダーはファンの要望により、
(仮)として、岸優太になった。
私はその日、
岸くんに呼び出された。
「リーダーになるの、不安なんです。
僕を支えて貰えませんか。」
“ 彼女として。 ”
私はすぐに頷いた。
そしてデビュー日の前日、5月22日。
私達は社長に報告した。
「デビューしたら公表させてください。」
そして、
5月23日。
シンデレラガールが発売。
CD売り上げは上々。
すぐに人気者になった。
彼を推す人も多く、
私は公表するのが不安になった。
岸「アンチとか怖いの?」
あなた「うん。」
“ 俺が守る。 ”
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。