第8話

Number:∞
55
2018/03/30 12:13
時坂零時
ふぅ、読み終わった
僕はいわゆる陰キャ。外で遊ぶ??体育好き??んな訳www
本は年間500冊以上
自慢だけど、部屋=図書室的な感じ
けど名前は…超絶かっこいい
”時坂零時”

時空をかける少年のよう
クラスメイト
見ろよ!零時がまた本読んでるぜwww
クラスメイト
ウケるー!
正直…あいつらみたいに堂々としたい
きっと今日も明日も、陰キャのままだ
時坂零時
堂々としてーな
ポツリと呟く
帰り道
いつも通り1人で帰っていた
すると




キキキキイッ
時坂零時
!?
まるで…取り憑かれたようにトラックが突っ込んできた
バンッ!
時坂零時
ウッ
不思議だ。痛みを感じない
ふと周りを見ると
傍観者
大丈夫!?
傍観者
おい!
時坂零時
僕は大丈夫ですが
声は届かなかった。

何せ僕は死んだのだから
3574年 時坂零時 死亡

プリ小説オーディオドラマ