ー1週間後 ー
気付いたら廉にお姫様抱っこされてベッドの上にいた
廉の透き通る瞳を見つめてしまったらもう否定なんてできない。
きっと私は彼の虜になってしまったんだ。
まだまだ大人の世界を知らない私は彼に体を任せるばかり。
彼からの甘くて、濃厚な大人のキスに私の脳はドロドロに溶けてしまいそう…。
もしかしたらこのまま溶けきってしまうんではないだろうか…。
息が苦しくてもう窒息死してしまうんではないだろうか。っていうところで彼の唇が離され、息ができた。
と思いきや私の首筋に"チクッ"っという痛みがはしる____
廉の独占欲にときめいていたらいつの間にか私の秘部に触れている彼
私のいいところを知っている彼はそこばかりを責めてくる。
そして私は…
最初からガンガン腰を振ってくる廉。
声と同時に私の中に入ってくる生暖かい液体。
数日前に廉から教えてもらった。
これが赤ちゃんができるための卵でもあるってこと。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。