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第33話

29
あなたside


私は廉と付き合い出して自分の中で決めていたルールがあった。


・廉と写真は絶対にとらない。
・SNSは絶対にやらない。
・LINE交換は自分と会ったことのある友達のみ。
・家族にも友達にも廉と付き合っていることは話さない。
・同居してるけど怪しまれないように廉と一緒に外に出たりしない。
・廉が帰ってきてもドアを開けに行ったりしない。(誰かいるって思われない為)




これらは全部廉と付き合っていく上で大事なこと。


いつなにが起こるかわからない芸能界。
彼の夢でもあったデビューへの道。
また、これから先も夢である世界進出。

廉の夢を壊すのは絶対にしたくなかった。




廉はファンから「リア恋枠」や「2代目恋愛マスター」なんて言われてるけど中々恋愛映画やドラマの仕事はなく、むしろミステリアス系や謎解き、男同士の青春物語や学園ものばかりで、私と付き合う前から廉は私のことが好きだったらしく、熱愛は一度も出たことがなかったから嫉妬することはあまりなかった。


だからルールを守り、我慢することが出来たのかもしれない。



でも…
永瀬廉
もう2人で外でデートもできるし写真も撮れる。変装だってしなくていいし、周りを気にしなくてもいい。

これからは普通の夫婦と同じことができるんよ。ごめんな、今まで我慢させて…
言われた瞬間涙が溢れて止まらなかった。
いくら廉のためでも、SNSが当たり前になっているこの時代に生まれた私にとって、それが使えないのは少し嫌で、大好きな人と写真が撮れないのも思い出が全然ないみたいで嫌だったから。
あなた

…れん、

永瀬廉
なぁ、あなた…
明後日から俺と旅行しない?
あなた

え…

不意に言われた衝撃的な言葉。


もしかして…初デートのお誘い?!