式場に着くとプランナーさんが全力サポートしてくれてドレスに着替えてヘアメイクも済ませ廉を待つのみ…。
椅子に座って、廉を待っていると…
愛しい人の声が聞こえた。
がちゃ、
試着してた時よりも廉がカッコ良く見えた。
2人で照れたりしているとドアがバンっ!って開いた。
プ「新郎新婦様、お時間になりますので会場までお願いします」
(この式は新郎新婦共に入場する形です。)
プ「それでは新郎新婦の入場です」
バンっ!
♪〜〜〜〜
パイプオルガンが奏でる結婚式特有の入場曲。
そして周りにはたくさんの人たち。
隣には愛しい人。
時間は流れ〜
"では、誓いのキスを…"
その言葉を合図に廉と向き合う。
廉は私のつけているヴェールをめくり上げて
2人で見つめ合う。
2人の唇が綺麗に重なった____
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。