第7話

会議
3,391
2020/04/30 05:43
あなた

ほーら、善逸君。お薬ですよ〜。

我妻善逸
あなたちゃぁぁぁぁん!
あなた

いつもお薬苦いって言って、飲まないらしいですね…。私、悲しいです…。善逸君には早く良くなってもらいたいのに…。(本心)

我妻善逸
(嘘をついてない…心が綺麗だなぁ…)あなたちゃんが言うなら…俺頑張る!
あなた

ささ、飲んでみて下さい。

我妻善逸
ゴクゴク…あれ?苦くない…。
竈門炭治郎
ほんとか!善逸!
我妻善逸
う、うん。全然苦くない…これなら飲める。飲めるよあなたちゃん!
あなた

…ブルブル

竈門炭治郎
あなた?どうしたんだ?
我妻善逸
あなたちゃん…?
コンコン
栗花落カナヲ
あなたちゃ…!
あなた

ハァハァハァハァ…ブルブル

栗花落カナヲ
あなたちゃん!?どうしたの?まさか…
竈門炭治郎
お、俺達は何もしてない!
栗花落カナヲ
ほんと?
あなた

コク

栗花落カナヲ
ゆっくりで大丈夫だよ。深呼吸して。
あなた

スーハースーハー

栗花落カナヲ
落ち着いた?
あなた

うん…。カナヲちゃんありがとう…。

我妻善逸
…あなたちゃんどうしたの?
あなた

ご、ごめんなさい…。勝手に震えだして…。

竈門炭治郎
何かあったのか?
栗花落カナヲ
一応師範に診てもらう?
あなた

見てもらわなくて平気…。どこか悪いっていう訳じゃないから。でも…

竈門炭治郎
でも?
あなた

なんだか…最近凄く視線を感じるの。家の外から…。しかもそれだけじゃなくて、たまに…石が飛んできたりして…。

栗花落カナヲ
だからかすり傷が増えてたんだ…。
あなた

うん…。かすり傷だから自分で処置出来るし…言ってなかったけど…まさか、蝶屋敷にまで来るなんて…思ってなくて…。

我妻善逸
いつぐらいからなの?
あなた

い、1週間前ぐらい…。

我妻善逸
だからなんだ…。
3人
我妻善逸
那多蜘蛛山で初めて会った時…何かに怯えてるような不安な音が聞こえたんだ。
竈門炭治郎
あぁ、それなら俺も。
栗花落カナヲ
私もかな…。
あなた

バレてたんだ…柱として情けないところ見せちゃったね…ごめん。

栗花落カナヲ
全然そんなことないよ。
竈門炭治郎
あなたは強いし、
我妻善逸
優しくて気遣いが出来るし、
栗花落カナヲ
仲間を大事にしてる。
嘴平伊之助
オレモ…ソウオモウ…
あなた

4人とも…ありがとう。

竈門炭治郎
あと、お願いなんだが…
あなた

なんです?

竈門炭治郎
その敬語、外してくれないか?
栗花落カナヲ
この人達にも敬語なの?
あなた

う、うん。敬語使ってないのカナヲと無一郎ぐらいしか居ないよ…。

我妻善逸
だから外して?
あなた

分かった。じゃあこれからはさ、カナヲ・炭治郎・善逸・伊之助って呼ぶからさ、そうしてくれないかな…?

栗花落カナヲ
分かった。
我妻善逸
あなたちゃんが良いなら…
竈門炭治郎
俺は既に呼んでるし…
嘴平伊之助
ソレデイイヨー
あなた

じゃあこれから改めて、よろしくね!(*^^*)

4人
よろしくね!/よろしく!
——
このとき4人は…
4人
(絶対にあなたに付き纏ってる奴見つけ出して殺してやる…。)
って思ってました!
——
あなた

じゃあ片付けて来るね。カナヲは?

栗花落カナヲ
私ここに居るよ。3人とお話したいから。
あなた

分かった。

ガラガラガラ
栗花落カナヲ
改めてよろしくお願いします。蟲柱胡蝶しのぶの継子、栗花落カナヲです。
3人
よろしく!
栗花落カナヲ
貴方たちは?
竈門炭治郎
俺は竈門炭治郎。
我妻善逸
俺は我妻善逸だよ〜♪
栗花落カナヲ
あの子は?
竈門炭治郎
あー今喉が潰れてるんだが、嘴平伊之助だ。
栗花落カナヲ
なるほど…。炭治郎、善逸、伊之助。…
竈門炭治郎
それなら…
我妻善逸
あぁ…いいね…
ガラガラガラ
あなた

あれま、みんな何話してるの?

4人
会議。
あなた

会議…はっ!柱の人達に聞いてこなきゃ…しのぶさんいるかな…。4人ともありがとう!

4人
いえいえ〜
栗花落カナヲ
と、こんな感じかな。
竈門炭治郎
これで…
我妻善逸
あなたを…
嘴平伊之助
タスケラレルネ…
——
——
——
作者
カナヲ原作と違いますね!
それでは次へGO!

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