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第1話

プロローグ
52
2018/04/02 09:27



時は動く。










止まることなく。



















"記憶"というものは











限りがあるものだと、私は思う。











私の記憶の"限り"は────






















たった少し、だ。


















なぜなら私は



















"昨日の記憶"というものがないのだから。






























これは、"昨日の記憶"がなくなる女性の

甘くて、少し悲しいような。

























────そんな、お話。

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