無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第7話

#7~指切りげんまん~
全校生徒が体育館に集合したのを見て、校長先生が壇上に上がった
「皆さん、おはようございます。今日は急遽、全校朝会にした理由があります。」
体育館がザワつく
「静かにして下さい。皆さんの中にも知っている人がいるかもしれません。」
校長先生はフッと息をはく
花
真凜…みんなの目が怖いんだけど((コソッ
花が話しかけてきた
周りを見渡せば…確かにみんなの目が穏やかに見えて肉食動物の目をしている
真凜
本当だ…。
みんな、占いで出た16歳じゃない人達も狙ってるって事だよね?
女の先生方も、今日はいつもより化粧してるし…。((コソッ
校長先生の話はいつも長くて退屈だが、今日は全校生徒がしっかり聞いている

私も、誰がなるかぐらいは興味があるので、しっかり聞いていた
「目覚ましテレビを見た人はいますか?」
校長先生の質問に全校生徒が手を挙げた
「皆さん、全員が知っているようですね。では、率直に言いますと、今日はこの学校に山田涼介さんが来ています。」
校長先生がそう断言すると…
「キャーーーー!」

「聞いた!?聞いた!?」

「ヤバくない!?」

「会えるんじゃん!!!!」
そんな声が沢山聞こえた
そして、うるさいのはまだ居る

そう、私の隣に座っている花
花
ねぇねぇ!今の聞いた!?
会えるかもしれないじゃん!!!
超緊張するんだけどーーー!
私、この学校に入って良かった…
そんな事を言っている
真凜
ちょっと…笑
まだ、話の続きがあるみたいだよ?
私は壇上を指差した
そこには、「静かにして下さい。」と何度も言っている校長先生の姿が…。
そして2分後、再び体育館は静寂に包まれた
「山田涼介さんの未来の婚約者を決めるのは、山田涼介さん自身です。なので、まずは山田涼介さんに登場してもらいます。」
ん?やっぱり登場って事は…いるんだよね?
この体育館のどこかに
私と同じ事を考えたらしい周りの子達もキョロキョロと辺りを見渡す
「山田涼介さん、お願いします。」
校長先生の声がしてから…
ガラッ
校舎から体育館に唯一繋がっている入口のドアが開いた
「キャーーーーーーーーー!!!!」
耳を防ぐ位の大きな声を出すみんな
そして、そのまま山田涼介は壇上に上がる
「皆さんご存知の通り、山田涼介さんです。」
校長先生は山田涼介にマイク渡し…
山田涼介
山田涼介
華鈴学園の皆さん、おはようございます!
山田涼介が挨拶をした
また、体育館がうるさくなる
山田涼介
山田涼介
Hey! Say! JUMPのエースをやってます。
山田涼介です!
今日は突然訪問してしまい、すみません。
実は今日、さっきの校長先生の話を聞いて分かった人がいるかもしれませんが…。
俺は今日、婚約者を探しに来ました。
山田涼介は話続ける
山田涼介
山田涼介
この学校で、16歳の人だけ立ってくれませんか?
そう、山田涼介は言った
私のクラス全員と、もう誕生日を過ぎた後輩、
まだ誕生日を向かえていない先輩。

私達のクラスの人達以外も立った
山田涼介
山田涼介
…………結構多いね笑
山田涼介は苦笑した
「かっこいい~~~!!」

「今、笑ったよね!!!」

「やばーーい!!」
体育館がザワつく
山田涼介
山田涼介
じゃあ…どうすればいいのかな?
この中から決めるんだよな…?
そっか…この中から決まるんだ!
花
ねぇ真凜!
私ね、今思ったんだけど、この中から決まるんだよね?((コソッ
真凜
うん、私も今思った((コソッ
花
じゃあさ、私にもチャンスがあるんだよねー?
やばー!((コソッ
真凜
そうだね笑
私は本当に興味ないから、選ばれたくない。
あーあ、立たなければ良かったな…((コソッ
そう言うと花に肘でつつかれた
花
ダメダメ!
じゃあね…真凜!
私が選ばれるように協力してくれない?((コソッ
私は考えた
協力するのはいいけど…
協力って事は…山田涼介に近づくって事だよね?
はぁぁ~面倒くさいけど、花のために…
真凜
いいよ!
ただ、早めにくっついてね?((コソッ
花は目を輝かせた
花
うん!ありがとう!!((コソッ
私達は指切りげんまんをした