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第14話

#14~おはよう、真凜!~
山田涼介とLINEをした次の日の朝
花
おはよー!!
花が元気よく私に飛び付いてきた
真凜
おはよう!
花、何かいつもより元気だね笑
花
分かる?あのね、あのね!!
花は昨日の夜に山田涼介とLINEした!

と話してくれた
真凜
良かったね笑
花
うん!
私もLINEをしたけど、こんなに嬉しそうに話しているから言えなかった
私達はその後、他愛のない話をして登校した
~学校~
花
おはよー!みんな!
「キャーー!」
ん?皆は、いつもなら

「おはよう!花!真凜!」

って言ってくれるのに、今日は…
「山田くーーん!!」
花
えっ!?山田くん!?
私達のクラスの皆は、昨日、山田涼介が、座っていた所に集まっている
そして、花もその集団に混ざってしまった
花
あっ!?山田くん!?
あれ?今日は仕事休みなの?
花のそんな声が聞こえた
山田涼介
山田涼介
いや、今日は仕事だけど、夕方からだからね!
会いたい子もいるしね!
そう言った山田涼介の声が聞こえた
花
キャーー!
「キャーー!」
花とその集団の声がハモった
私は一人、自分の席に着いてスマホをいじっていた
と、その時

私に黒い影がかかった

不思議に思い、顔を上げると…
山田涼介
山田涼介
おはよう、真凜!
そう言って私にニコッと微笑んだ
私は驚いて声が出なかった
周りの女子も、勿論花も固まっている
真凜
え…え?
それしか声が出なかった
山田涼介
山田涼介
あれ?どうしたの?大丈夫?真凜。
そう言い、私の熱を測るように、私の額に山田涼介の額をくっ付けてきた
私は勿論、呆然
「キャーーーーーーー!」
朝一番の声
花
ま、真凜!?
ど、どういうこ、事!?
花もテンパっている
真凜
え…あ、えっと…おはようございます。
山田涼介
山田涼介
え?真凜、ダメだよ?
真凜
え?
急な山田涼介の発言に私はまた戸惑った

『真凜、ダメだよ?』って、何が?
真凜
あの…何がですか?
山田涼介
山田涼介
だから、電話で言ったでしょ?笑
花
………え?
や、ヤバい!

昨日、山田涼介と電話した事を花には言ってない

何で言うの?この人は!
真凜
な、何の事でしょう?
私は精一杯、分からないという演技をした
しかし、この人は一瞬で
山田涼介
山田涼介
え?
昨日の夜の事なのに覚えてないの?
俺は、真凜と電話まで出来て嬉しかったから覚えてるのに…?
真凜
な、な!
私は口がパクパクしている

声を出そうにも恥ずかしすぎて声が出ない
花
真凜…?
真凜
は、花!ち、違うの!
これには理由が…
理由があったのは本当だ

花の事を教える為に電話までしてあげたのに…

山田涼介は私の事ばっかり聞いてきたのだ
花
え?理由??
花は少しだけどこか抜けている

今日までそこが有難いと思ったことは無かった
真凜
う、うん!こっち来て!
私はじーっとこっちを見ている山田涼介を置いて、花の腕を引っ張って廊下に行った
真凜
花!
あのね、昨日の夜に山田涼介と電話をした理由はね…
花は目をパチクリさせてこっちを見ている
真凜
花の事を教える為に電話までしたんだよ!
信じて!!
花
そ、そうなの!?
真凜
うん!
信じて欲しくてガッツポーズまでした
花
あ、ありがとう!!
私の為に、アイドルと関わりを持ちたくない真凜が山田涼介と電話まで…(泣)
ありがとね!!!
私、真凜の事を信じてるよ!!
花は私の言葉を聞いて泣き出した
真凜
うん!信じてくれてありがとう!
私、花の為に頑張るからね!
花
うん!ありがとう!!
私達は抱き合っていた
山田涼介
山田涼介
………何だよ、あれ。
山田涼介が見ているのも知らずに…