あなたが泣いていなかったことに
ほっとしたのと同時に
なぜか胸が高鳴った
その音を消すように
冷静を装って
あなたに言った
へぇ あー えっと そっか!
泣いてたんじゃなくてよかった
ごめんなさい
変な気を遣わせてしまって
全然 大丈夫!
俺の方こそごめんね
いえ 私こそ
いや いや 俺の方が
いえ 私が!
違う 違う俺だから!
俺が悪かった 私が悪かったと
ずっと2人で言い合っている 紫耀とあなた
ねぇー おかしいでしょ?笑
いつまで2人で謝ってるの?
はっ!!とした2人が
同時に『ごめん』というと
楽屋は笑顔と笑い声でいっぱいになった
ーーーガチャ
失礼しまーす
平野さん 衣装合わせお願いします
はーい
お願いします(笑)
何だか皆さん楽しそうですね?
紫耀がメイクさん泣かせたんです(笑)
おいっ!違うってば!
廉があなたの耳元で
何かを囁いた
ふふふ
泣かされました
えーーー!?
そうなんですか?
かわいそうに(笑)
ちょ ちょ ちょ ちょ えっ!?
何? 待って待って!!
何でそーなるの?
はは(笑)
慌てすぎだし
いつものお返しや(笑)
はぁー マジで焦った
廉とあなたが 紫耀に向かって
顔の前で 『ごめん』と手を合わせている
オッケー(笑)
紫耀の言葉を聞いて
2人が微笑み合っている様子を見て
なんとも言えない気持ちになった紫耀
全然オッケーじゃない
何だろうこの気持ち
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