第35話

俺の席
291
2021/06/16 14:33
髙橋 海人
髙橋 海人
じゃぁ 俺ここに座ろっ♪





そう言うと

海人は あなたの左斜め前の席に座った




平野 紫耀
平野 紫耀
じゃぁ 俺はここかな





そう言いながら

紫耀が椅子を引き

あなたの右斜め前の席に腰を下ろした




しばらくすると

電話を終えた廉が戻ってきた




髙橋 海人
髙橋 海人
どうだった?
永瀬 廉
永瀬 廉
おん
もうちょっとで来るって
髙橋 海人
髙橋 海人
そっか
永瀬 廉
永瀬 廉
ってかなんでそこなん?
髙橋 海人
髙橋 海人
え?
永瀬 廉
永瀬 廉
紫耀がそこなんはわかるよ?
でも海人はさぁ……
髙橋 海人
髙橋 海人
えっ?
だってさっき
廊下で2人っきりで話したもんね?






大きな瞳があなたを捕まえる




(なまえ)
あなた
えっ!は、はい(笑)
髙橋 海人
髙橋 海人
ほーら♪
永瀬 廉
永瀬 廉
はぁ?
そんなん俺だって話したし!
そうですよね?





今度は ビー玉みたいな瞳に見つめられてしまう





(なまえ)
あなた
そう…ですね
永瀬 廉
永瀬 廉
ほらっ!
平野 紫耀
平野 紫耀
もぉ やめろってー
困ってんじゃん
ねぇ?





懐かしい瞳に 安心したのと同時に

なぜかあなたは 少しドキッとしてしまう




(なまえ)
あなた
ふふふ
賑やかで楽しいですよ?
髙橋 海人
髙橋 海人
だってさぁ(笑)
永瀬 廉
永瀬 廉
ってか あなたさんが平気なら
紫耀もその席じゃなくてよくない?
平野 紫耀
平野 紫耀
えっ! そうなの?
(なまえ)
あなた
いやっ! 紫耀君はこのままで......
あっ! でも決して皆さんのことが
イヤとかそう言うわけじゃなくてっっっ
永瀬 廉
永瀬 廉
ははは
分かってますって!
髙橋 海人
髙橋 海人
紫耀 よかったね〜
平野 紫耀
平野 紫耀
うん



ニヤニヤしながら言ってくる海人に

耳を触りながら さらっと返事をした






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