第7話

「ふさわしい」
62
2019/05/13 05:18
声がするほう方に向かうと


可憐な少女が動物達と戯れながら綺麗な声で歌っていた


綺麗な金色の髪が太陽に当たりキラキラしてる


空の色とそっくりな透き通った瞳


ピンク色に染まったほっぺ


華奢な体


1目見ただけで彼女がこの【世界】のヒロインだとマリアは分かった


マリア「(あぁ…確かに彼女はヒロインにふさわしい)」


マリアはそこにいるのが辛くなり、少し目を伏せそこから立ち去ろうとした


だが下にあった木の枝を踏んでしまい


乾いた音が静かな森に響いた


リアン「誰かいるの?」


リアンがこちらに向かってきた

プリ小説オーディオドラマ