第2話

後ろ
324
2018/12/22 05:01
真衣
真衣
とりあえずっ追いつかれそうになっても逃げて!
家まで走って!!
家の人は家にいる?
美優
美優
お父さんは出張だし、お母さんはまだ帰ってきてなさそうなの…
私の家も実は誰もいない。私以外。





だから、私も怖くなってきた。
真衣
真衣
美優っ!私の家に来て!はやく!
美優
美優
分かったっ!
いつもなら美優は

私の家に遊びに来る時も、ものすっごく遠慮しまくる。



だけど、しないって事は、、、





























本気で怯えてるんだろう。

































……がちゃがちゃっ‼️
真衣
真衣
(びくっ)
ドアノブが乱暴にひねられる。
美優
美優
開けてっ!!!!!!!!!!!!
そうっと開く。
美優が急いで中に入り










ドアの鍵もチェーンも全部閉めた。






私も聞いた。








そうっとドアを開けた時に









子供が走っているような

トットットッという音を。



















美優は急いでいろんな部屋の窓の鍵を掛けて


カーテンを閉めた。
























……トントントン。








ピンポーン……















美優と私は青ざめた。




















きたんだ…



















そのとたん、美優が私の手を引っ張り二階へ上がった。











そして二人で押入れの沢山の布団の中に入って隠れた。
























…ダンダンダンっっっっっ!!!!!
真衣
真衣
ひっ!
美優
美優
いやあ、あ、あ、あああ
ガチャっ!
え?なんで?
















ドアが開いたのだ。




























キーッ

















リビングの引き戸が開く音。















助けてっっっ!!

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