やっぱりお風呂上がりのアイスは格別だなー🍦


はぁー。それに明日推しに会えるんだよ？！


もう幸せ以外の何でもないよね…うんうん。


ていうか、現場決まったらその日まであっという間じゃない？？


あなたちゃんもそう思うよね？！ね？！もうあした！


ガチャ


え……


父［おい、あなたいねーのか？］


急いで階段降りてお父さんに会いにいく！だって久しぶりだもん！


（🍒あなたちゃんは本当お父さん大好きなんです。いつも家にいて欲しいんです…）


あなた［おとう……さ…ん？］


何で。何でお母さんじゃないほかの女の人を連れてきてるの？


お父さんがほかの女の人と関係を持っていることは知ってたけど、今まで1度も家に連れてきたことはなかった……



！！［こんにちは。あなたちゃん］



あなた［こ、こんにちは］


父［あのな…お父さん再婚しようと思ってるんだ］


え……なんで



やだやだやだ。お母さんは1人でいいのに……2人もいらないのに


いつかはまた元に戻るかもって信じてた自分が馬鹿だったんだ……


父［急で申し訳ないが、認めてくれるだろ？］


あなた［……時間がほしい］


父［何を言ってるんだ！俺が1人でお前を育ててきたんだ！これくらいもダメなのか？！］


！！［まぁまぁ。あなたちゃんも急だし気持ちの整理もあるものね…］


知らない人女の人が自分を分かったように話すのにとてもイライラした


あなた［分かったような口きかないでよ！！育ててきたって1度たりとも一緒にでかけたこともないのよ？！ご飯を食べる時の会話もない。休みの日は家にいない。小学校や中学校の参観にさえ来たことないじゃない！それなのにこんな時だけ父親づらするつもり？！］


バチン


あなた［いっ……］


いきなり頬に鋭い痛みを感じた


父［いつからそんな口調をきくようになった？お前が困らないように金だって与えてきただろう？！］


！！［2人とも落ち着いて……］


今まで我慢してきた寂しさや怒りが全部込み上げてきた


あなた［お金があれば幸せだと思うの？！そんなわけないじゃない！］


バチン……ボコ


父［うるせーな。ガキならガキらしくしろよ！！］


今まで見たことの無いお父さんの姿への恐怖とあまりにもの痛さに涙が止まらない


父［金やってんだから黙って言うこと聞けよ］


あなた［……］


！！［ちょっとこれくらいにしないと……］


あなた［出たって。いいから出てって！二度と会いたくもない！］


父［チッ。行くぞ……あ。金だけはやるよ。あの女に訴えられると迷惑だ］


ガチャ


あなた「うぅっ……うわぁーーーん」


あんなに大好きだったのに……いつからこんなになったんだろう


体も痛い……腕には痣があり頬も腫れている


最悪……明日楽しむ予定だったのに……


ユジンに心配かけないように頬は冷やして、腕は隠そう


今までもたくさん話を聞いて傍にいてくれたユジンにこれ以上心配かけれない


……冷やさなきゃ