それから私たちに豪華な食事が届いた
「美味しそ〜!」
大介「早く食べよ!」
「うん!いただきます!」
「ん〜美味しい〜!」
大介「ほんと美味しそう笑笑」
「だって美味しいんだもん」
大介「んふっ、可愛いね」
私たちは食事を進めた
「これも美味しい〜」
大介「あなたこれ好きだよね」
「うん、大好き!」
「でも、よく覚えてたよね」
大介「そりゃ幼馴染ですから」
「なんだかんだずーっと一緒だよね、私たち」
大介「まあそうだね〜」
「一緒にいなかったの受験期ぐらい?」
大介「でも頻度が減っただけじゃない?」
「まあ確かに…笑笑」
大介「これからもずっと一緒にいようね?」
「うん、もちろん!」
気がついたら私たちの食事は済んでいた
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。