⚠︎R18あり
苦手な人は見ないでください(見たくない人も)
『っ 、!』
廉の顔を見たら 、何故かまた涙が流れてしまった 。
「え 、ちょっ !あなた大丈夫 !?」
『大 、丈夫っ』
「熱あるんやから 、無理せんでええよ」
『熱 …… ?』
そういえば 、額に濡れたタオルがあった 。
「全く 、なんでこんな時間に外で寝てんねん 。びっくりしたわ」
『 …… ごめんなさい』
「で 、どうしたん ?何かあった ??」
廉もほんとは分かってるはずなのに 、あえて知らないように接してくれてる 。
『あの 、ほんとにごめんなさい』
『 ……… 浮気 、しちゃった』
小さく呟いた言葉だけど 、廉に聞こえたようで 。
「 …… 知ってる」
同じように小さな声で言った 。
『ごめんっ 、なさい !ほんとに 、ほんとにっ !!』
溢れ出る涙を振り切るように何度も謝る 。
『ごめんなさい 、ごめんな …… っ !!』
「そんなに自分を責めんでもいいから」
突然廉に抱きしめられ 、言葉がスッと止まる 。
『で 、でもっ 、』
「大丈夫やで 、大丈夫大丈夫 。怒ってへんから」
『廉 ……… 』
ここで泣いてしまったらまた廉の優しさに甘えちゃいそうで 、グッと涙を堪えた 。
『っ 、ねえ 、別れよ ?』
「 ……… はっ 、?何言うてんの ?」
『もう無理だよっ …… 廉をこんな気持ちにさせてまで付き合いたくない …… 』
ほんとは逃げたいだけ 。
浮気をしてしまった 。
廉じゃない人と付き合った罪悪感から 。
「嫌や 。なんで別れなあかんの ?」
突如光が無くなる廉の瞳 。
「そんなん 、許さないっ ……… !!」
両手首を思い切りベッドに押し付けられ 、無理やりキスされる 。
『廉っ 、ふ 、ぁ』
「絶対離さへんっ 、あなたは 、俺のもんや」
強く掴まれた手首は赤く痕が残っている 。
「あなた 、ええやろ ?」
『だめ 、っ !!』
廉は返事を聞かずに私の服の中に手を滑らせた 。
『ん 、れっ 、やぁ !』
ブラの上から揉まれ 、思わず漏れる声 。
「へえ ……… 感度ええやん」
ニヤリと口の端を上げて笑う廉 。
こんな廉の顔 、見たことない 。
背中に手が回り 、パチンッと音がなる 。
そしてまた揉まれる胸 。
『っ 、ひゃぁ !』
急に突起を摘まれ 、自分でも信じられない程高い声が出る 。
「下はどうなってるんやろ ?」
『ぁ 、!』
下着を脱がされ 、露わになるソコ 。
「うわ 、ビッチョビチョやん」
『やめ …… ひゃっ !』
そっと指が這わされ 、侵入してくる 。
『っん 、ぁ !』
内側を擦られるように回され 、あっという間にイってしまった 。
「もうイったん ?早すぎやろ」
『っ 、廉 …… ちょうだいっ』
「え ?なんて言うたん ??」
聞こえてる癖に 。
だけど 、どうしても体が快感を欲しがっている 。
『廉のが 、欲しい …… ちょうだい ?』
「そんなんいつ覚えたんよ」
『れっ 、ぁん !』
ゴムも付けずにいきなり入ってきた廉のモノ 。
『はぁ 、ん ……… やっ 、』
「んっ 、」
だんだんと動きが速くなり 、絶頂が近づいてくる 。
『っぁん 、イくっ !』
「お 、れもっ」
グッと奥を突かれ 、ついにイってしまった 。
その締め付けで廉もイったらしく 、ナカに熱い欲が注ぎ込まれた 。
『 ……… れんっ 、!』
「あなたの子供 、出来たんちゃう ?」
私は 、廉に溺れた 。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。