第10話

わるい子 ⚠︎⚠︎
2,930
2018/09/19 21:07
⚠︎R18あり




苦手な人は見ないでください(見たくない人も)











『っ 、!』


廉の顔を見たら 、何故かまた涙が流れてしまった 。


「え 、ちょっ !あなた大丈夫 !?」


『大 、丈夫っ』


「熱あるんやから 、無理せんでええよ」


『熱 …… ?』


そういえば 、額に濡れたタオルがあった 。


「全く 、なんでこんな時間に外で寝てんねん 。びっくりしたわ」


『 …… ごめんなさい』


「で 、どうしたん ?何かあった ??」


廉もほんとは分かってるはずなのに 、あえて知らないように接してくれてる 。


『あの 、ほんとにごめんなさい』


『 ……… 浮気 、しちゃった』


小さく呟いた言葉だけど 、廉に聞こえたようで 。


「 …… 知ってる」


同じように小さな声で言った 。


『ごめんっ 、なさい !ほんとに 、ほんとにっ !!』


溢れ出る涙を振り切るように何度も謝る 。


『ごめんなさい 、ごめんな …… っ !!』


「そんなに自分を責めんでもいいから」


突然廉に抱きしめられ 、言葉がスッと止まる 。


『で 、でもっ 、』


「大丈夫やで 、大丈夫大丈夫 。怒ってへんから」


『廉 ……… 』


ここで泣いてしまったらまた廉の優しさに甘えちゃいそうで 、グッと涙を堪えた 。


『っ 、ねえ 、別れよ ?』


「 ……… はっ 、?何言うてんの ?」


『もう無理だよっ …… 廉をこんな気持ちにさせてまで付き合いたくない …… 』


ほんとは逃げたいだけ 。


浮気をしてしまった 。


廉じゃない人と付き合った罪悪感から 。


「嫌や 。なんで別れなあかんの ?」


突如光が無くなる廉の瞳 。


「そんなん 、許さないっ ……… !!」


両手首を思い切りベッドに押し付けられ 、無理やりキスされる 。


『廉っ 、ふ 、ぁ』


「絶対離さへんっ 、あなたは 、俺のもんや」


強く掴まれた手首は赤く痕が残っている 。


「あなた 、ええやろ ?」


『だめ 、っ !!』


廉は返事を聞かずに私の服の中に手を滑らせた 。


『ん 、れっ 、やぁ !』


ブラの上から揉まれ 、思わず漏れる声 。


「へえ ……… 感度ええやん」


ニヤリと口の端を上げて笑う廉 。


こんな廉の顔 、見たことない 。


背中に手が回り 、パチンッと音がなる 。


そしてまた揉まれる胸 。


『っ 、ひゃぁ !』


急に突起を摘まれ 、自分でも信じられない程高い声が出る 。


「下はどうなってるんやろ ?」


『ぁ 、!』


下着を脱がされ 、露わになるソコ 。


「うわ 、ビッチョビチョやん」


『やめ …… ひゃっ !』


そっと指が這わされ 、侵入してくる 。


『っん 、ぁ !』


内側を擦られるように回され 、あっという間にイってしまった 。


「もうイったん ?早すぎやろ」


『っ 、廉 …… ちょうだいっ』


「え ?なんて言うたん ??」


聞こえてる癖に 。


だけど 、どうしても体が快感を欲しがっている 。


『廉のが 、欲しい …… ちょうだい ?』


「そんなんいつ覚えたんよ」


『れっ 、ぁん !』


ゴムも付けずにいきなり入ってきた廉のモノ 。


『はぁ 、ん ……… やっ 、』


「んっ 、」


だんだんと動きが速くなり 、絶頂が近づいてくる 。


『っぁん 、イくっ !』


「お 、れもっ」


グッと奥を突かれ 、ついにイってしまった 。


その締め付けで廉もイったらしく 、ナカに熱い欲が注ぎ込まれた 。


『 ……… れんっ 、!』


「あなたの子供 、出来たんちゃう ?」


私は 、廉に溺れた 。

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