第26話

追憶
178
2024/03/09 04:00
いつもと違う真剣そうな顔の太宰幹部。


連れて来られたのは綺麗な海の堤防。

ヨコハマにこんな場所があったなんて。



急に呼び出しやがって、と思っていたけれど

若しかしたら連日徹夜の続いた私のリフレッシュに連れて来てくれたのかもしれない。



そう思ったら自然と笑みが零れてしまう。


「ふふ、」と声を抑えて笑う。



太宰幹部の方を振り返ってみる。

相変わらず何を考えているのかわからない。




あなた
太宰幹部、有難…
「有難う御座います」、と感謝を伝えたかった。


きっとこれは本心だと、自信があったから。




でも、私は其れを云える事無く海底に沈んでいった。

太宰幹部に突き落とされた。



嗚呼、なんだ此の人、



要らない部下を始末しに来ただけか。






________________


手に違和感を感じる、


最早生きるのを諦めた私は死を迎えようと待っていた。


ぱっと目を開いて見ればそこに太宰幹部がいて。


私に抱きついてきていた。




この人、一体なんなんだ。要らない部下はすぐ棄てるのではないのか。





嗚呼もう面倒臭い。


考えるのを辞めて私は更に深くへ沈んでいった。



________________



ばか今更なんですけど夢機能できてますか?

アンケート

夢機能できてます?
うん
100%
いや
0%
投票数: 51票

プリ小説オーディオドラマ