ナイジェルとぺぺはジリアンをバイヨンから取り返す
バイヨンは全て読んでいた
背後からぺぺが近付いてきたこと。煙玉を投げること。ジリアンを見捨てられないこと
安全な場所___つまり本拠地
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その頃あなた達
ゲームをしようとあなたが持ちかけ、レウウィスはかつてルーカスとのやり取りを思い出す
__13年前
斧を構えレウウィスの意図が分からず困惑するルーカスにレウウィスは説明する
ルーカスは動揺する
なぜそんなことを?
レウウィスは躊躇なく弱点を教え武器を放る
オジサンを指名し面を外す…ますますレウウィスの意図が分からない
ニィと口を広げて笑う
レウウィスは承知する
思いがけぬ答えに戸惑うエマ
レウウィスは言葉を続ける
レウウィスは私達に背を向け腰掛ける
エマはほっとする
私はゾクリと鳥肌が立つのを感じる
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その頃のバイヨン
ナイジェル達の後を付け、木の根本から幹の中へ入って行ったのを確認する
入口を槍で開ける
人1人がやっと入れるぐらいの大きさだ
バイヨンは木を根本からズバッと切り落とす
小童とはピーター・ラートリー
バイヨンは地下壕を進む
首謀者とナイジェル達だけではなく他の食用児達もいると確信する
その道の死角となる脇道にせんよ銃声を構えたオリバーとライフルを構えたナイジェルが待ち伏せていた
一瞬反応が遅れたバイヨン
狭い空感では不利な大きな武器が突っかかる
オリバーと反対側にルーカスが隠れていてバイヨンの足元を杖で付く
2人はバイヨンに3回の銃声を鳴らす
『くたばれバイヨン!!』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!