第64話

ゴールディ・ポンド②
4,898
2020/02/06 11:41
ルールが書かれた看板の前に新入りの子供たちが集められる
??
新入りのみんな聞いてくれ
青年がみんなに語る
??
この村からは出られない。音楽が鳴ったら怪物が襲いに来る
??
生き残る方法はもう1度音楽が鳴るまで逃げ切る
ですが新入りの子供たちは誰もがこう思う
??
(…アホくさ)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
少年達は肩で息をしていた
私とエマは鬼が追って来ないか確認していた
(なまえ)
あなた
(ひとまず逃げられたわね)
エマ
(これからどうしよう…)
すると少年に叩かれた
??
バカっ
??
あんた達正気か!?いきなり走り出したと思ったら…
??
よりによって1番やばい奴に!あの帽子の奴はやばいんだぞ…!
少年は冷や汗をかいている
(なまえ)
あなた
…もしかして鬼…怪物はいつも同じ顔ぶれなの?
??
そうだけど?
(なまえ)
あなた
数は?
??
5匹。お付き物を入れなければだけど
エマ
人間の数は?
??
最大で50人ぐらい
エマ
狩りは毎日?
??
いや、3日に1回…それより!
私達の質問をさえぎり少年が忠告する
??
とにかく休んでる暇はない。さっさと身を隠した方がいい
(なまえ)
あなた
けど…
??
俺たちは大丈夫
小さな男の子が肩を押さえながらでも微笑みながら言った
??
ありがとう3人共助けてくれて
??
もうちゃんと逃げれるから…だから3人は行って
エマ
分かった
(なまえ)
あなた
風下に逃げてね。血の匂いや音で居場所を掴みられにくいから。足跡も残さないように。敵の足跡を見つけたらすぐに逃げて
私は男の子の応急処置をしながらアドバイスした
エマ
でももし見つかって殺されそうになったらこう言って
エマ
"あいつらはGF、いいの?早い者勝ちだよ"って
??
エマ
私はエマでこっちはあなた。あなた達は?
テオ
テオ
モニカ
モニカ
ジェイク
ジェイク
それぞれ自己紹介した
(なまえ)
あなた
それじゃあまた後で!
そこでテオ達と別行動になった
走りながら少年からの情報を整理した
鬼が5匹で人間は50人
補充は月1、狩りは3日に1回
私達は特別
そうそうに食べれないからこの価値は使える
もちろん死ぬ気も死ぬわけもない
(なまえ)
あなた
ほっとけない。むざむざに殺されるなんて嫌ッ
??
…にしてもやけにあっさり別行動にしたね
エマ
それは6人じゃ目立つし、テオの怪我も…それにあの鬼が狙うのは私達
??
なるほどね
(なまえ)
あなた
だからあなたも私達といると危険よ
??
るせー。オレはあんた達に死なれちゃ困る
??
いい?要は時間。音楽が鳴ればいい
エマ
でも私達逃げながらやりたいことがあるの
??
私達は立ち止まり足元を見る
(なまえ)
あなた
ほら、鬼達は賢いのに自分の痕跡こんせきを消してない
単に余裕なのか子供たちに自分の居場所を知らせてるのか…
(なまえ)
あなた
とにかくこっちも鬼の居場所が分かる
??
つまり?
エマ
鬼の近くにいて怯えてる人達を逃がしたい。鬼よりも早く。1人でも多く
??
はーあんた達めんどくさいね
少年は呆れてる
エマ
良く言われる
私達も狩りをする
だけどこんなのは嫌
もてあそぶような…!
??
分かった。だけど危ないと思ったらオレはすぐにあんた達を連れて逃げるから
レウウィス大公
…さあ君達にはもっと美しく強くなってもらうよ
レウウィス大公はテオ達を見つけた
テオ
逃げろッッッ

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