貴族の鬼達が話している
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私達は理解が出来ず少年に質問する
「ぎゃあああ!!」
突然背後から悲鳴が聞こえて私達は駆け出した
向かった先には鬼4体に追い詰められた子供2人
怪我をした肩を庇いながら怯えている男の子と槍を構える女の子
そして助けるにも恐怖で足がすくんで木に隠れてる少年
貴族の鬼がナイフを取り出す
その様子を見ているレウウィス大公
レウウィス大公は呆れている
そこにあなた達が追いついた
エマは少年の斧を持ち
私は近くの小枝を念力浮かべ
「逃げて!!」
エマは斧を投げ私は小枝を飛ばした
斧と小枝は目玉に向けて飛んだ
ギリギリでレウウィス大公が止めた
私達は男の子達を連れてその場を離れた
ここかゴールディ・ポンド!秘密の猟場だったなんて…
オジサンが恐れたのがここの鬼
言葉も分かるし頭もいい…知性鬼
なんて場所に…でもこれはチャンス
ここが目指した場所、ミネルヴァさんの何かがある場所
まずはレイと連絡を…
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つまり我々の弱点を知ってる
彼らとはオジサン達のこと
逃がさない。君達は私の標的だ
ざわりと木々が揺れた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。