第3話

第3話:魔法
326
2024/01/17 01:07
スライムと共に歩き続けること数分。

俺はあるものを見つけた。
硬くて長細い紫色の物体。

周りが草で緑色だから、よく目立つ。
(なまえ)
あなた
なんだ…これ。
スライム
それはねー、魔石だよ!
魔石…

ピンとこない。
(なまえ)
あなた
魔石…?
スライム
魔石っていうのはー、魔力を持った魔物が死んだ時に落ちるの!
よく、人間が魔物を倒すとそれが落ちて、なんか持って帰ってる!
(なまえ)
あなた
なる…ほど?
こんなものがなぜ落ちてるのか。

謎だった。

だが、これが今後必要になるかもしれない。

今はこれを持っていくべきだ。

そう考えていたとき、あることに気がついた。
(なまえ)
あなた
荷物とかってどうすればいいんだ?
今後こういうのが増えていくだろう。

リュックもバッグもない中で、この魔石とやらを持ちながら歩くのは明らかに邪魔だ。

急に立ち止まり、考え込む俺にきがついたスライムがとんでもないことを発言した。
スライム
魔法収納つかえばいいじゃん!
それか、僕たちが持とうか?
(なまえ)
あなた
魔法収納?なんだそりゃ。
スライム
えー、知らないのー?
試しに、手をパーにして、手の先に力を込めて『魔法収納』って言ってみて!
このスライム達は何を言ってるのか。

さっきから魔法魔法と…

俺は疑い呆れながらもやってみた。
(なまえ)
あなた
『魔法収納』!
すると、俺の真横に大きな黒い丸が出来た。
(なまえ)
あなた
うわぁっ!?
スライム
それが魔法収納だよ!
重さも何も感じない!
色々しまえる!
(なまえ)
あなた
なる…ほど。
試しに、さっき拾った魔石を入れてみる。
(なまえ)
あなた
すご…
もちろん、重さも感じない。

そして、手を入れると魔石がある感触がある。
(なまえ)
あなた
(有効活用していこう。)
魔法収納に感動を感じていると、背後から獣の声がした。
魔物
グルルルルルルゥゥゥ
スライム
うわぁぁぁ!?あなたの名前をカタカナで記入!
魔物!魔物いる!
(なまえ)
あなた
!?
スライムの悲鳴が聞こえ、振り返ると体長2m以上の大きい魔物がいた。

目は赤く、こちらを完全に狙ってきてる。
スライム
あなたの名前をカタカナで記入!逃げて!
魔物
ガウゥゥッッ
俺を目掛けて走ってきた。

その差はものの10m。

簡単に追いつかれてしまう。

死を覚悟して、とっさに手を前に出し、目を瞑る。
魔物
ギャァァァッ
突如、魔物の悲鳴が聞こえた。

痛みと衝撃に備えたが、何も感じない。

そして、聞こえるスライムの感激の声。
スライム
わーい!あなたの名前をカタカナで記入すごー!
(なまえ)
あなた
(お、れ?何が起きたんだ?)
俺はスライムの感激の声に疑問を感じつつ、恐る恐る目を開ける。
(なまえ)
あなた
!?
目を開けると、そこには黒焦げになった魔物がいた。

まるで、炎に焼かれたような…

その横でスライム達がピョンピョン跳ねている。
スライム
あなたの名前をカタカナで記入、魔法も使えるんだー!!
(なまえ)
あなた
魔…法?俺、使った記憶ないけど…
スライム
え?魔物に手をかざしてボワワァァ!バーン!って!
スライムの口から出た「魔法」という言葉。

俺の中ではあり得ないことだった。

そもそも、俺の中で…というより、元いた世界では魔法はファンタジーそのものだった。

魔法が使えるわけがない。


でも、スライム達は俺が魔法を使ったと指摘している。

あまりにも謎だった。
(なまえ)
あなた
と、とりあえず…!行こっか!
スライム
だね!
…あ!あなたの名前をカタカナで記入!
この魔物、しまわなくて平気?
(なまえ)
あなた
そうだ!しまっとこっか!
もしかしたら、今後魔石とともになにかに使うときが来るかもしれない。

今後しばらくは、手に入れたものは全てしまっておこう。
(なまえ)
あなた
『魔法収納』!





(なまえ)
あなた
よし、いこっか!
スライム
うん!
とりあえず、人影や建物があるところを目指して、出発!

俺は、スライムとともに、広く果てしない草原をすすんでいくのであった。















???
テイマーで魔法…?
面白そうな人みーつけた!w
お気に入り登録、ハート、感想·応援コメント、ファンマ(🪶🌻)をよろしくお願いします!!!

プリ小説オーディオドラマ