第6話

部屋で女子会したよ!
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2018/08/08 08:00
サシャ「皆さん、見てくださいよ!」 

サシャは叫んだ。宿舎は、狭いので5人にはいつもの声で十分なぐらいに聞き取れるのに、サシャは叫んだ。

クリスタ「なにー?どーしたの?」

ミカサ「叫んだら、エレンが起きてしまう。」

サシャ「あっ、ミカサ、それは大丈夫なんじゃないですかね?」

ユミル「クリスタがびっくりしただろ?」

アニ「どうしたんだい?芋のことかい?」

ミーナ「みんな、普通にサシャの話聞こうよ…」

サシャ「これを皆さんで食べようと思って…」

サシャは紙袋から、ビスケットを取り出した。

アニ「あんたが食べ物を人にあげるなんて珍しいね。」

ミカサ「明日は雨になるかもしれない…」

サシャ「やだなぁ!これは買ってきたんですよ!」

クリスタ「そういえば私も…」
( )))))ゴソゴソ

クリスタ「これ!何と可愛いパッケージの茶葉を買ってみましたー!」

ユミル「流石私のクリスタ!」

ミカサ「確かに可愛いパッケージ…」

ミーナ「じゃあ女子会しない?」

アニ「いいかもね。たまにはこういうの。」

サシャ「お肉も買ってくればよかったですかねぇ…」

ミカサ「問題ない。肉ぐらいなら今から取りに行けばいい。」

サシャ「ミカサ!本当ですか!?」

ミカサ「私はうそはつかない。」

アニ「ミカサ正気?サシャと一緒にいすぎて狂ったの?」

クリスタ「アニ…」

ユミル「こういうのはちょっと楽しみだな」

サシャ「じゃあ作戦を考えましょう!」

ミカサ「そんなのは必要ない。ただ近くの山でイノシシを狩るのに作戦なんか要らない。」

サシャ「え?」

アニ「そっちだったのかい…」

ユミル「ミカサ…」

クリスタ「盗むんじゃないの?」

ミカサ「盗んでしまっては教官に怒られる」

このあと6人は狩りに出かけた。
しかし、イノシシがいなかったのでミカサとアニとサシャがクマを捕まえた。
余った肉は翌朝のスープの材料にした。

エレン「なんか今日のスープに肉が入っているぞ!?」

ミカサ「昨晩、狩りに出かけたから」

エレン「冗談だろ!?」

アニ「いや、本当だよ。私も行ったからね。」

エレン「でも、猟銃なんて訓練所にあったか?」

ミカサ「サシャの弓矢と、私の腕力とアニのキックで捕まえられた。」

エレン「凄い腕力をお持ちで…」


……To be continued

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