第12話

好きって言っていいですか
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2018/07/28 10:39
梨良夢
あなたさ。めっちゃ心配してるんだよ。あーやって怒ってるけど泣いてるけど、ずっとずっと、「シルクに嫌われたかな…」「もう仲良く出来ないのかな…」「大好きなのに…」って言ってたんだよ。
シルク
…。
俺はこれを聞くと何も言えなくなってしまった

どうすればいいのか

なんて言えばいいのかが分からなくなった
梨良夢
私からのお願い。今すぐあなたのことろへ行って。
シルク
でも…
梨良夢
ずっと一緒にいたシルクならわかるでしょ?あなたがどうしたら喜んでくれるのか…1番知ってるはず…!
シルク
おう。行ってくる。
俺はあなたの元へ走った。

全力で。
梨良夢
好きなんだけどなぁ。やっぱりあなたには負けちゃうか…シルク頑張ってね。
シルク
え?!いない?!
あなたが家にいない…?

どこいったんだよ。

ん…?わかった。















あなた

はぁ。またあんなこと言っちゃった…

やっぱりいた。
俺はあなたの目を後から隠した
シルク
だーれだ。
あなた

えっ?

あなたは驚いて俺を見る

どこか寂しくどこか自信げに…

そんな顔…
あなた

なんでいるの…。

シルク
あーえっとー。あの写真なんだけどさぁ。あれ、梨良夢とその姉妹だから。
あなた

ほら。やっぱりシルクは…

あなたが立ち上がろうとした瞬間

俺はあなたの手を引っ張った
あなた

なにっ?!離してって!

シルク
嫌だ。
あなた

なんで?!どうして?!どうして後輩の私に関わるの?!

シルク
俺の初恋の相手だからだよ
あなた

どういうことですか…?

シルク
覚えてないよなぁ。まぁとりあえず。ごめん。
あなた

先輩…。教えてください…。

シルク
んー。なら…

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