第4話

好きって言っていいですか
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2018/04/09 22:00
シルク
お、おめでと・・・!モトキ!早く動画とろ!
モトキ
そーだね!あなたちょっと待っててね!
あなた

うん!

俺はカメラのセットをしようとした

そしたら【バキッ】と言う嫌な音が鳴った
モトキ
え?
シルク
やべー
俺はカメラのマイクを割ってしまった
モトキ
シルクが珍しいね・・・?どうかしたの・・・?
シルク
う、・・・ううん!たまにはそんなこともあるじゃん!な!
モトキ
まーね。じゃ!動画撮ろっか!
やっぱり少し動揺しているのかもしれない。

今はプライベートのことは引きずらない!

切り替えろ俺!
シルク
どーも!Fischer'sシルクと!
モトキ
モトキでーす
シルク
今回はですね〜久しぶりの2人での動画を・・・
30分後・・・
シルク
せーの、( ๑≧ꇴ≦)ゞアデュー
モトキ
めっちゃ楽しかった笑笑
俺たちは動画を撮り終え、解散しようとしていた
モトキ
あなた?俺帰るけど・・・
あなた

(。´-д-)。o○Zzz んー。

シルク
寝てるな・・・
モトキ
やば!俺この後中学同じだった奴と遊びに行くからもう帰るわ!シルク!あなたお願い!
シルク
りょーかい!
モトキは慌てて俺の家を飛び出して行った

俺は笑顔でモトキを見送ったけど

心の中はずっとドキドキしていた。
シルク
ったく。どーすんだよ。
あなた

(。´-д-)。o○Zzz

シルク
起きそうにないし・・・とりあえずここじゃ風邪ひくよな・・・
俺は迷ったがあなたを俺の部屋のベットに運んだ
シルク
あ、これ、お姫様抱っこじゃん・・・
なんか急に恥ずかしくなってきた

1人で恥ずかしがってるのってなんかめっちゃ変。
ドキドキしながらようやくあなたをベットまで運んだ
シルク
ふぅ〜・・・
あなた

しるくぅ・・・

シルク
えっ?
シルク
なんだ寝言か・・・
でもなんで俺の名前・・・
俺が編集をしているとあなたが目を覚ました。
あなた

あれ・・・??シルク先輩??ここ・・・

シルク
あ、起きた?寝ちゃってたからベットに運んだ
あなた

えぇ・・・?!

あなたは少し顔を赤くして驚いた
シルク
い、いや!別にそんなんじゃないから!ただ・・・
あなた

大丈夫ですよ♪シルク先輩なら!

俺は心がギューッと締め付けられるのが分かった

やっぱり好きなんだ。

でもモトキという仲良きライバルがいる。

諦めなきゃいけないのか・・・


いや、俺が取ってみせる。絶対に。
あなた

ふわぁ〜もー眠いです。

時計を見るとまだ7時だった
シルク
もう??あ、夜ご飯食べてないよね?
あなた

そう言えば食べてないですね・・・

シルク
どっか行く・・・?
あなた

いいんですか?!行きたいです♪

そう言って少し離れたレストランに行った

俺から誘っておいて自分で緊張してるよ!!

どーすりゃあいいんだ・・・
あなた

シルク先輩はよく来たりするんですか?

シルク
んー。たまにFischer'sのメンバーで行くくらいかな・・・?
あなた

なら、私と同じの頼みましょ!

シルク
おう!いいよ・・・!
やばい。

これ完璧デートじゃん。
あなたが注文をし終えて料理が届いた
あなた

ここのお店めっちゃ盛り付けキレ〜イ!

そう言ってあなたはスマホを取り出して写真を撮った

俺はひとつ聞いた
シルク
あなたってモトキとどんな感じで知り合ったのか詳しく教えてくれない?
あなた

なんでですか??

シルク
いや・・・なんとなく知っておきたいな〜って
あなた

いいですよ!あれはまだ私も幼かった頃・・・

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