モトキは・・・?いいの?
そんな別れてから急になんか・・・
ダメだよね・・・
仕方ない。
なにか申し訳ない気がする・・・
こうするしかないんだ・・・
あー。馬鹿だ。言っちゃったよ
なんで思ってもいないことを言わなきゃならねぇんだ・・・
ほんとに嫌だ。
あなたごめん。
俺はあなたが大好きだ。嫌いじゃない。
もっと落ち着いてから告れよ。
まだ早いんだよ・・・
あなたは走って去った。
声もかけることが出来ないまま。
あなたが走って行く瞬間、泣いていたのを見た
モトキを振り切って頑張って告白してくれたのに
ほんとに俺って最低なヤツだ。
はぁ。
モトキに相談するべきか・・・?
いやでも・・・
キーンコーンカーンコーン🔔
キーンコーンカーンコーン🔔
あ、次の授業の宿題やってねぇ!!
早く戻らなきゃ!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!