第7話

好きって言っていいですか
888
2018/05/28 14:15
シルク
あなた。ごめん。
あなた

い、いえ。こちらこそすみません・・・

シルク
じゃ・・・
俺はドアを閉めようとした
あなた

ち、ちょっと待ってくださいよ!

閉まりかけたドアをあなたが開けてこう言った
あなた

サボるのはダメです!しかも今日部活もありますよ・・・?

俺はあなたの言う通りだと思った
シルク
今から準備する。
あなた

早くしてくださいね〜

シルク
え?先行ってて・・・
あなた

なんて事言うんですか?!私はシルク先輩と行きたいんですけど!

シルク
あ、あぁ
あなた

ほんっとにシルク先輩はデリカシーがない人で!そんなんじゃ、いとこちゃんにも嫌われちゃいますよぉ〜!

あ、そうか。俺がいとこにプロポーズした動画見たのか。

今はいとこはいとこだ。

あなたに好きになってもらいたいだけなんだ。
あなた

シルク先輩?私変なこと言いましたっけ・・・

シルク
え、?ううん!何でもないよ!早く準備しなきゃ!
あなた

そーですね♪

俺はそこからあなたと学校へ行き、

途中からモトキと合流した。

俺が邪魔のような空気になったが

いなくなるのはあなたに引き止められた
あなた

先輩とみんなで行くんですからね!

シルク
お、おう
なんだかんだで学校についた
あなた

あ!私先生のところに行かなきゃならないんで先行っててください!

モトキ
りょーかい!じゃーね!
あなたは手を振って小走りで去った

何か変な胸騒ぎがする。
モトキ
ね、シルク
シルク
なに?
モトキ
シルクってさ、あなたのこと好きなの?
シルク
え・・・?
思わず立ち止まってしまった

モトキ目の前で好きなんて言えるわけがない

な、なんとか誤魔化さなきゃ・・・
モトキ
バスケ部最初の時にさ・・・
シルク
んなわけないじゃん!何言ってんの??
モトキ
え?
シルク
俺がいとこ以外に好きって思う人がいるとでも思ってるの?
モトキ
・・・おい笑そっちかよ〜!そんなに本気ならもっと早く言ってくれればなんでもしたのに!
シルク
まぁまぁ笑とにかく!そーゆうことだから!勘違いすんなよ!
モトキ
そーだね!
俺はふと時計を見るともう着席の1分前だった
シルク
やっば!あと1分で階段のぼりきれ!
モトキ
はぁ?!まじか!早く!
俺らは走って階段を上ってから教室に入ろうとすると
キーンコーンカーンコーン🔔

キーンコーンカーンコーン🔔
シルク
あ・・・
教室手前でチャイムがなってしまった・・・
どーしよ。怒られるしかないな。

モトキもそれを承知な顔をしていた
モトキ
しょうがない、入るか
すると後から人影が来た
あなた

2人とも?!早く教室入って!

あなた?!

えっ?!ちょっと!おい!

あなたが俺らの背中を押してドアを開けて無理矢理入らされた

ってかなんであなたも教室に?!
教室のみんなの目線は3人へ向けられてる

もっとおかしいのが年下のあなたが教室に入った事だ

そして先生の目線も・・・
先生
あなたは職員室で先生に用事が会ったのは知っているが、2人!どうした!
あー終わった〜笑笑

正直に言うか・・・!
あなた

先生!この2人を怒らないでくださいよ!

先生
え?
あなた

私の手伝いをしてくれてたんですよ!私不器用でこのプリント落としちゃって・・・そしたらこの2人が拾ってくれたんです!

先生
はぁ。そんな事なら早く言ってくれれば良かったのになぁ。いいぞ2人とも座れ。あなたは早く自分の教室へ行きなさい
あなた

失礼しました。

シルク
あなたありがと(小声
あなた

こちらこそっ!

あなたは廊下で俺とモトキにむかって

ピースをしてウィンクをした

そんな事したらモトキの前で赤くなるだろ・・・/////
それからはいつも通り授業を受けた

その時はまだあんなことがあるなんて

分からなかった。

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