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2019/11/01

第8話

竈門炭治郎
竈門炭治郎
全集中を四六時中か……
善逸と伊之助はこの頃毎日鍛錬に参加していない。
心が折れたのか?
けどその理由はわかる気がする。
毎日毎日カナヲに負けっぱなしだし、
全集中も少しするだけで体が持たないし。
それがどんなに苦痛なことか……
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(よし!善逸と伊之助のためにも俺が頑張らないと!)
俺はなるべくマイナスなことを考えず鍛錬に専念する。
…………
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(今日もカナヲには勝てなかった……)
竈門炭治郎
竈門炭治郎
はぁ……
俺は満月を眺めながらため息をついた。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(はっ!集中!集中!)
目を閉じた。
フワッ
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(花のようないい匂いがするなぁ)
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(……え?匂い?)
再び瞼を開けると、隣には月影さんがいた。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
うわぁ!
月影 輝夜
月影 輝夜
シーッ
竈門炭治郎
竈門炭治郎
す、すいません。
彼女は口に人差し指を当てた。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(音も無く隣にいた……)
月影 輝夜
月影 輝夜
全集中常中してるの?
竈門炭治郎
竈門炭治郎
はい。
月影 輝夜
月影 輝夜
ふーん……
月影さんはそっぽ向いて月を眺めた。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(ドキッ)
その横顔は月明かりに照らされて、より綺麗に見えた。
月影 輝夜
月影 輝夜
月って綺麗だよね……
月影 輝夜
月影 輝夜
見てるだけで無感情になれるというか、何も考えなくてもいいというか。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
そうですね……?
竈門炭治郎
竈門炭治郎
クンクン
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(本当に何も匂いがしないな……髪と服の匂いだけ。)
竈門炭治郎
竈門炭治郎
月影さんは感情とか出さないんですか?
月影 輝夜
月影 輝夜
……。
黙り込んだまま。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
(余計な事聞いちゃったかな?)
すると口を開いた。
月影 輝夜
月影 輝夜
自分でもわかんない。
なんでこうなったのか。
知らない。
月影 輝夜
月影 輝夜
中身が空っぽの人形みたいに……
月影 輝夜
月影 輝夜
じゃあね。
帰る。
俺は呼び止めるように話を繋げた。
竈門炭治郎
竈門炭治郎
そんな事ないですよ。
何かきっかけがあれば人間は変われます。
そうじゃなくても、月影さんは月影さんです!
月影 輝夜
月影 輝夜
……そ、そう。
月影 輝夜
月影 輝夜
ありがとう。
そう言って、月影さんは帰った。




























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