《北野side》
16日の朝です。おはようございます
今日は樹と出かける日です
樹からするとデートなんだって
『おはよう』
田中「おはよ」
『ちゃんと起きれたんだ笑』
田中「約束は守る男だから」
『じゃあこれから撮影のときとかも遅れないように
来てね。約束』
田中「それは難しい約束だべ」
『どこがよ笑』
田中「てか、ワンピース珍しくね?」
『あっ話そらした…笑』
田中「なんでズボンじゃねえの?」
『たまにはいいかなーって』
デートとか樹が言い出すから変に気合い入れて
お洒落しちゃったって言ったら絶対に調子乗る
から言わないでおこ…笑
『それで、どこ行くの?』
田中「ん?着いてからのお楽しみ…的な?笑」
『楽しみにしとけってことね』
田中「そういうこと」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!