第6話

『 上弦の零 』
3,022
2020/04/18 07:00









炭治郎siten
この女の鬼は上弦の零といった。

俺の知る鬼の中で

1番怖いと思えた鬼だった…
すごい威圧…
怖い




その言葉が何度も頭を横ぎった


だか怖いと同時に俺はもう1つの感情を抱いた…


美しい


上弦の鬼は怖いと同時に美しかった。



たがそんな感情を抱いたつかの間…


やはりその鬼は上弦の鬼と俺は自覚した…




殺気だけでも怖いのに

こちらに敵意を持ち殺しに向かってくる。



それこそ、俺は

死の恐怖を感じた…。




この上弦の鬼は只者じゃない…

そう…本能が言ってる。
俺は死を覚悟した…。


たが幸いな事

夜が空けそうになり上弦の鬼が帰っていった。
たが不思議な事に


この上弦の鬼は最初に会った時から最後まで


とても悲しい匂いがした…。





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