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第19話

響くのは。
「私は…私が…セシア・スカーレット」


そう。これが私の名前だったんだ___。


ずっとずーっと忘れてしまっていた私の名前



「そう。………でも、少し残念だな…。」



シルヴァンは困ったように下を向く。



「君は…まだ魔力をコントロールできてない…。
むしろ、魔力に操られている…。」



魔力に操られている…。

思えば初めて自分の力に気がついた時

操られたように体が動き、魔力を解き放った。

きっとあの新聞に書かれていたことも…そう。

きっと魔力に操られて…私が殺めたものだろう。


「……たしかに…そう…ね…。」


魔力をコントロールできない自分に不甲斐なさを感じる


「だから…君にはしっかりコントロールできるようになってもらわないと…ね?」


そう言うと彼は指をパチンと鳴らす。


教会には軽い音と…


私の悲鳴が響いた。