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第7話

アくま ノ 子 / てンし ノ 子
見える。自分がコントロールする魔力の粒子。魔力警察官が身に纏う魔力粒子が。

魔力警察官はこちらに確実に気がついている。通報されたのは私であることに。


コろせ… ころセ… カレらを ころセ…。


いまだに脳内に響く声。
それに操られるかのように自然と体は動いた。

空を指差し、魔力を一点に凝縮させる。魔力凝縮は学校なんかでは教えて貰えるわけもない危険かつ高度な魔力操作。魔力凝縮なんて初めてだったのに、いとも簡単に出来てしまったことに驚いた。

そしてそれを魔力警察へと振り下ろす。

次の瞬間、爆音とともに土煙が舞い上がった。凝縮した魔力の威力は凄まじかった。

土煙のあとに広がった光景は、その場にいた者全員が目を疑うような光景。

そこには赤い花畑があった。

いや、性格には魔力警察官の血と、ちりじりになった肉片といったところだろう。だかそこには先程まで生物が存在したような面影はなかった。
屈強な吸血鬼の精鋭で構成された魔力警察官ほどのものが、ここまで簡単に殺れるなんて思ってもいなかった。しかもたった1発で。



自分の魔力の可能性にうっとりしていると、こちらに向かってくる小さな小さな魔力凝縮の礫が視界に入った。

先程の魔力警察官の後方で待機していた別の魔力警察の攻撃


ヨけて ヨけて アぶなイヨ


また頭の中で声がする。
無意識のうちに、こんどは拍手をした。
1回…2回。たった2回の拍手。
すると、その拍手の音に合わせて魔力粒子が水面に雫を落としたように波打ち、同時に空間までもが波打った。
そしてその波紋に溶けるように魔力警察のはなった礫は消え去り、体制を整えるためか、怖気付いたのか、魔力警察官はパトカーに急いで乗り込み、撤退していく様子が見える。


ここまで全て無意識だった。



ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤアくまノ子
わァ ジョーずだネ さすガ
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤてンしノ子