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第27話

抗ってみせる

魔力の残っていない私は

ただ迫り来る魔力警察を見つめることしか

出来なかった。



その動きはスローモーションのようで

自らの身に危険が迫っていることを

実感させる。



「……ッセシア!」



叫び声と共に,私の目の前にシルヴァンが現れる

彼は私を庇うように前に立ち

すぐそこまで迫っていた魔力警察を一掃した


魔力警察の首と胴はすっぱりと切り離され

その胴から紅い華が咲き乱れた。



「…ハー…ハー……ッ大丈夫!?」


「大…丈夫。ありがとう…」


「よかったぁ…」


すると緊張が解けたのか

彼はその場に座り込んだ。



「ごめんね、さっき無理させたから…」


「いや…咄嗟に反応出来なかったのは私よ…」


「でもね,セシア。
コレが僕らに待ってる現実だよ…。」


「コレが…現実……。」


「…耐えられない?」


そう言われ,これまでを振り返る。

今まで送ってきたよりも更に過酷な道になる

けれど答えはもう出ていた。


「そんなことない。抗ってみせるよ。」


「ふふっ♪君のその答えを待ってたよ。」