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第20話

どうすれば
朽ち果てた教会の中に私の悲鳴が響き渡る。


左の二の腕付近が焼けるように熱い__。


まったく予測していなかった攻撃によって、一瞬で私の左腕はもぎ取られた。


「君には強くなって貰わなくちゃ…
ほらほら。どうにかしないと血が足りなくなって死んじゃうよ?」


先程までの表情とは打って変わって、冷ややかな顔がそこにあった。




…どうにかしないと?

どうすれば__どうすればいいの?

どうすれば

どうすれば

どうすれば

どうすれば

どうすれば

お願い、誰か助けて___。



しょーがないなぁ…弱っちいセシアちゃん。



嗚呼…久しぶりに頭に響く忌まわしい声。


それと同時に、次第に遠のく意識の中で、どこかホッとしてる私がいた_。