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第34話

黒のワンピース

「僕の仕事に着いてくるなら、
2日後の夜に黒い服でも着て待ってて」

そう言われたが
何もかもを孤児院に置いたままに
してしまったため,服の持ち合わせが無かった

その事をシルヴァンに話すと、なら買いに行こうと言う話になったのが昨夜の事。

今は街を普通に歩いている
普通の生活、普通の日常のはずなのに
これがどれほど幸せか思い知る。


「あっ……ねぇ,セシア
あの服なんてどうかな?似合いそうだよ」


そういってシルヴァンが指さしたのは
裾がふわりとした黒のワンピースだった
コウモリのようなシルエットと,散りばめられた繊細なレースが印象的だ


「こんなワンピース…似合う…かな?」


「似合う似合う!試着してみたらどう?」


そうして言われるがままにそのワンピースを試着してみると,思っていたよりもしっくりときた


「うん!やっぱり似合う!
僕の目に狂いはなかったな〜♪」


「そう…かな?」


「うんうん♪
店員さ〜ん コレください!」


「え、あっ、ちょっと!」


そしてそのワンピースは
シルヴァンがプレゼントといって
買ってくれたのだった