前の話
一覧へ
次の話

第1話

第1章〜魔法の薬と僕と君〜
30
2021/06/30 09:09

「ねぇ君大丈夫?」
と言われてしまった……
時は、あの時にさかのぼる

「おはよう」 『おはよう』…………………………
[ねぇ君タヒんだよね?]
Pardon?もう1回言って?

今、なんと言ったのだろうか

タヒんだ?

僕が?

彼は何を言っているのだろうか…

訳が分からず戸惑っていると、僕の事など関係ないと言うように彼は喋り始める

[君は何故生きているの?あの時、”僕が殺した”筈なのに]

彼が、僕を?

更に困惑する僕

[仕方ない、また殺さなきゃ…悪いけど、僕の為にタヒんで?]

何故か、彼は悲しそうな顔で言った

え?

そう思う頃には彼は僕の心臓を包丁で貫いていた







ここは、何処だろうか…

僕は、彼に殺され筈だ…

「ねぇ、君大丈夫?」

不意に声を掛けられた




好評だったらもっと頑張る…()

プリ小説オーディオドラマ