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第6話

第5話 嘘が集うグループ
歌い手バンドグループStarry Nightでキーボードを務めている。

 ─なんてのは、空想の中だけだった。

 俺が誘おうと思った相手は、誰も彼もバンドには合わなかった。
 …それは、俺自身もだ。


 演奏や楽器を見るのが好きだと言っていた、先の決まっていなかった同じ大学の女性を誘った。
 …彼女は、耳が聞こえなかった。


 自分の歌が、歌自体が好きだと言っている、ネット上の男性を誘った。
 …彼は、生まれつき声が出なかった。


 中学生、高校生にして自らの性別を捨て、多くの人に隠れてドラムをやっていた学生時代の後輩を誘った。
 …彼…いや、彼女は、幼い頃から盲目だった。


 暇潰しで始めたものすべてが性に合った実況者を誘った。
 …彼は、何年も前に不慮の事故で両腕を失っていた。


 幼い頃にピアノを始めてから、それを活かしてバンドを組みたいと願っていた俺の気持ちを突き動かした。
 …俺は…。