……いや、自分で不幸、
もらいに行きましたけど……
どうしよう……( ˙-˙ )
この後、なんも考えてない……
キャバ嬢は、急に低い声を出し、
私を睨みつけてきた。
ひぇぇぇ……こわいよ〜
女の嫉妬、こわい、こわすぎ。
矛先がこっちに向いたことを感じ、
最悪、私死ぬかも…
って思ったけれど、
始めてしまったもの止められない。
男を見ると……?
たぶん、私の方が年齢上!
よし、じゃあ……
そう言いながら、
修羅場に入って行った。
意を決して。
近づいていくと、男の方はピクッとして
私からもキャバ嬢からも一歩引いた。
サングラスしてて、
目は見えないけれど、
怯えてるのだけはわかった。
彼女は、私のことを
まだ睨みつけてきている。
いや、たぶん違うじゃん…ㅎ
会話聞いたらわかるし、
あなたの後ろで、そのジミンが
首を横に振ってますよ。
さて、……
この後、どう切り抜けよう……
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!