第8話

喧嘩 風雅
You
何回言ったらわかるん!!!
You
ポケットにティッシュいれんの
やめてって言ってるやろ!
You
食べた物は自分で片付ける!
You
着た物は洗濯カゴに入れる!
You
毎回同じこと言わせんで!!
You
あなたのケーキ食べるのは
ええよ?でもな?
You
クリーム床に落としてそのまんまに
するんはちゃうやろ!
You
カーペットにつくと
大変なんよ!わかる?!
拓哉
まあ、まあ、風も反省しとるし
斗亜
斗亜がケーキ奢ったるから、な?
You
いらん!!そんなもん!
こた
カーペットくらいええやん
You
よくないねん!これは
大事なカーペットやったの!
風雅
るーく
そんなに大事なん?
You
そんなに大事やったん!!
You
もうほんま呆れた。




あなたは目を涙でうるうるさせながら








俺を真っ直ぐに見つめる。








斗亜
なんでそんな大事なん?
You
このカーペットは、ふたりで
ずっと貯金してやっとの思いで
You
むっちゃ良いカーペット選んで
買ったんよ。
拓哉
ふたりって、風とあなた?
You
せやで???12万もしたんに
You
ずっと黙って隠してたん???
すぐにいってくれれば対処法が
なんかしらあったやろ!!!
風雅
ごめんって。
You
カーペットくらいって思うやろ??なあ?
あなたにとっては大事なものやった!





そう言いあなたは家を飛び出した。








スマホも持たずに。








やらかした。何やってんやろ俺。








斗亜
風さん、カーペットは
斗亜たちに任せてええよ?
斗亜
やから、あなたのとこ
行ってあげて?な?
風雅
ごめん。




あなたのいく場所は大体わかる。








昔から喧嘩すると必ずこの公園の








土管の中で体育座りして泣く。







風雅
あなた、おるか?
You
…んーん。おらん。
風雅
おらんか。そっか。





土管の中に入り隣に座る。








背中をポンポンと撫でるように触る。








You
あなたはあ、っ、
You
ふぅと頑張って買った、っ、やつやから




泣きすぎて途中聞き取れないこともあったが








あなたはゆっくり話してくれた。








You
もっと大事にしてほしっ、がった、
風雅
ごめんな。あなた
風雅
ほんまごめん。
風雅
今斗亜たちがクリーム落とす方法
調べてくれてる。
You
あなた、ふうのこと、すきやで、、っ
風雅
うん。俺もや。
You
ほんまにほんまにっ、だいすき、
風雅
うん。寒なってきた。帰ろう
You
うん。