第9話

🐶♡
837
2021/06/14 00:14
あなた
...ねぇねぇ
莉犬
ん...?
あなた
なんでさっきあんなに冷たかったの...?
莉犬
え...
あなた
お昼ご飯も...
一緒に食べてくれなかった。
莉犬
ん〜笑
あなた
...なんで笑ってるのっ!
莉犬
いや笑
可愛いなって笑
あなた
!?//
恥ずかしくなって顔を隠す。
あなた
〜!///
莉犬
照れすぎ笑笑
莉犬
...俺さ、聞いたんだるぅとくんから
あなた
え...
莉犬
で...俺2人とも大好きだから
莉犬
大好きな2人の恋を邪魔したくないって思っちゃって笑
莉犬
...あの時俺が助けに行ってたらもっと好きになってたでしょ?笑
あなた
...//
あなた
...もう大好きだけどね
莉犬
///
あなた
...私は、
あなた
莉犬くんが好き
あなた
るぅとくんの事は...過去の話で
あなた
今は莉犬くんだけだよ
莉犬
...うん。ありがとう
莉犬
親友だから...るぅとくんがどれだけ良い奴かとかかっこいいかとか俺も分かる。
莉犬
だからね、ちょっと心配になってたんだ...
あなた
...っ
心配させたくなくて彼を強く抱き締めた。
莉犬
え、え!?//
莉犬
...あなた?//
あなた
...好きなの
あなた
お願い、伝わって
あなた
大好きなの...っ!
彼の胸板にそっと額を添える。
莉犬
...笑笑//
莉犬
伝わったよ、ありがとう
莉犬
...あなたの名前、こっち向いて
あなた
ん...?
莉犬
チュ
あなた
...、?//
初めて口にキスされた。
今までの人生含めても初めて。
莉犬
...好きだよ(ボソッ)
あなた
///
あなた
莉犬くん...//
あなた
今の、私の初めてだよ...?//
莉犬
!?////
莉犬
...そんな言い方しないで可愛いから//
莉犬
(...これからもあなたの初めては俺だけがいい。)
莉犬
(......なんてね笑)
あなた
...
"るぅとくんの事は過去の話"
本音だった。本音だったのに。
何故か彼が頭の片隅にいる。

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