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” お 姫 様
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それから数日 、今日は休日だったので溜まっていた洗濯物を洗濯して 、ベランダに干した 。
氷点下になってタオルが凍らないことを
祈りつつ 、暖かい部屋に戻る 。
本当はあまり外には出たくないけど 、
新しいアウターも買わないといけないので
仕方なく出かける準備をした 。
1人で出かけるけど 、たまには
大ぶりのイヤリングでもして髪も巻こうかな 。
なんて考えながら準備していたら
かなり時間が掛かってしまった 。
鼻歌を歌いながらブーツを履いて外に出る 。
鍵をしようと鞄を開けると 、スマホが鳴った 。
そひょかな ? と思い画面を見るとすにょんくんからだ 。
電話を出て早々に彼からの質問が来た 。
一体何だろう 、と戸惑っていると 、
という彼の返答 。
まさか 、と思いアパートの外を見ると 、
見覚えのない車が駐車場に1台止まっている 。
私は急いで家の鍵をかけて階段を降りた 。
運転席の窓ガラスが下りて 、
見覚えのある顔が見えた 。
うわ 、本物は想像の何千倍も
かっこよくて息を飲む 。
正真正銘のみんぎゅくんだ 。
すにょんくんの声だけが聞こえてくる 。
何だろう 、この謎の時間は 。
そう聞こえると同時に 、
ようやく車の扉が開いた 。
久しぶりのすにょんくんは 、
髪色もまた変わっていて 、
チェック柄のロングコートを着こなしていた 。
車をおりて 、私と目が合った途端
嬉しそうに表情が溶けていく彼 。
何だか 、嬉しすぎてどう
反応すればいいのかわからない 。
それは 、全く彼も同じみたいで
なぜか服の袖を触っている 。
運転席からそんなに爽やかに自己紹介をするイケメンが他にいるだろうか 。
いや 、絶対いない 。絶対 。
そう答えると 、服の袖を触っていた
すにょんくんが慌てて取り乱した 。
と 、キョトンとしてるみんぎゅくん 。
… どこまで私のことを知っているんだろう 。
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… 🙇🏻♂️🙇🏻♂️🙇🏻♂️