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2021/09/11

第54話






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ようやく1日が終わった ………




仕事の引き継ぎをしていたら自分の仕事が
全然終わっていなくて 、
気付いたら時計の針は21時を過ぎていた 。


課長に早く帰れと言われたけど 、
何だかんだ残業しちゃったな 。








記念日もあと3時間 。





今日は家に帰ってキムチチャーハンでも食べよう 。

重たい腰を上げて荷物をまとめる 。

マフラーをぐるぐる巻きにして
トレンチコートを羽織った 。



外 、めちゃくちゃ寒そう …
窓から見える景色からは疎らに雪も見える 。



そう言えば 、今までは虚しかったこの時間が 、
全然何ともなくなっている 。


不思議な気持ちになりながら 、
社員証をカードリーダーに翳して外に出た 。


もう遅番の警備員さんとは顔見知りになってしまったので 、「 今日もお疲れ様 。気をつけてね 」
とだけ言われた 。




外は昨日よりも冷え込んでいるような気がする 。

凍った道路を滑らないように気をつけて進んで 、
何とか最寄りの駅まで辿り着いた 。


後は電車に揺られるだけ 。
駅から家はあっという間だ 。


































(なまえ)
あなた
 わ − … 









































と 、思ったけれど 。





アパートの最寄り駅を降りると 、一面真っ白 。

こんなに積もったの 、久しぶりに見た …





もはやちょっとだけ感動しながら 、
スーツが濡れないように気をつけて
アパートへ向かう 。

今日はヒールで来るんじゃなかった 。



いつもより時間がかかったけれど 、
アパートに辿り着いてようやく落ち着ける 。


家に着いた頃には時刻は22時を回っていた 。

急いで暖房をつけてお湯を沸かす 。
寒すぎてすぐに部屋着に着替えてしまった 。


そんな 、いつもの日常 。
いつものまま 、1日が流れていく 。

冷蔵庫からお手製キムチを取り出して 、
冷凍庫から冷凍ごはんを取り出し解凍する 。

なんか動画でも見ながら作ろう 、
とスマホを開いた 。






そう言えばまだ先週のゴセ見てなかったな …

と思い 、検索しようとした途端 、
画面が着信画面に切り替わった 。





         『 スニョン 』





画面に映し出される 、彼の名前 。

たったそれだけなのに 。

すぐに受話器のボタンを押して耳につけた 。















 


























































(なまえ)
あなた
 もしもし 
🐯
🐯
 やっと声聞けた 


















































それだけなのに 、
胸いっぱいに広がるこの気持ちは何だろう 。













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