第51話

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2021/08/01 10:00















冬が深まっていく 。















ソウルでは初雪も降って 、昨日はすにょんくんから 『 雪 ! 』 というメッセージと共に鼻が真っ赤なセルカが送られてきた。























































課長
 かんさん 、おはよう 


















そんな寒い中出勤しても 、心は温かい 。

マフラーを外していると 、きむ課長がこちらへやってきた 。




























(なまえ)
あなた
 おはようございます 



















すにょんくんと付き合うことになった次の日 、
改めて彼の気持ちにお礼をして 、
きちんと断った 。











そして 、恋人が出来たことを報告すると 、課長はただそのことを受け入れてくれた 。






















課長
 昨日提出してくれた書類 、 
 目を通しておいたよ 。
課長
 これでいいと思う 。 
課長
 あと 、いよいよ今日からいむくん 
 が異動してくるから 。よろしくね
(なまえ)
あなた
 はい 、ありがとうございます 













先月 、
 
  同期は宣言通りあっさりと退職していった 。


今日から新入社員くんが異動してくるので 、
その引き継ぎと教育係が私のメインの仕事になる訳だけど …



仕事も恋愛も充実しているように見えて 、

困ったことが1つ 。





























































課長
 そういえば 、彼とはどうなの ? 







課長の一言に、手元の動きを止めた 。

その一瞬で察した課長が 、ため息を1つつく 。




















(なまえ)
あなた
 … まだ 、付き合ってから 
 一度も会ってません 























私の仕事が充実している以上に 、彼の仕事はとんでもないスケジュールになっていた 。


カトクでさえたまに返ってくるぐらい 。




昨日はたまたま仕事の合間に時間があったらしく 、やりとりが出来たけれど 。



































課長
 今日 、1ヶ月記念日 
 なんじゃないの ?






こくりと頷く 。 課長が少し顔を顰めた 。











































課長
 じゃあ 、 












































言いかけた途端に時計の針が9時を指す 。

定時になってしまったので 、彼は言いかけた言葉をしまって朝礼へと向かった 。







課長の言いたいことはわかる 。けど 、正直これぐらいは予想の範囲内だ 。

元々すにょんくんとはいつ会えるかわからないぐらいだったし 。







これからも 、こんな風に私たちは付き合っていくことを承知の上で 、それでも彼とやっていくことを決めたんだから 。





しっかりしないと 。


書類をまとめて朝礼へと向かう 。





















すにょんくん 、おはよう 。

今日もお互い頑張らないとね 。









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