大吾『…あいつ絶対あなたのこと狙っとる』
あなた『誰?』
大吾『…高橋恭平…』
あなた『…ふふっ(笑)』
なんか可愛くて笑ってしまった。
大吾『なんで笑うん!?』
あなた『可愛いな〜って思って(笑)』
大吾『…本気で言よんのに…』
あなた『ごめんごめん(笑)』
あなた『…嫉妬したんだ?(笑)』
大吾『…』
あなた『ほんと!大吾ってかわい…っ!?』
大吾『おい』
大吾『あなたは誰の彼女なん?』
大吾は急に腕を引っ張って顔を近づけた。
あなた『…大吾の…彼女…』
大吾『だったら“かっこいい”やろ?』
あなた『…っ』
そう言って大吾はニヤッと笑った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。