第38話

👽
939
2020/08/10 03:32
あなたside














何この小屋、汚!


埃まみれじゃん、





出よ









そう思い、ドアノブに手を伸ばした時







u
u
ムグツ?!




いきなり口に布が当てられた







なに、これ!

苦しッ……







??
この子が……あれの持ち主か






u
u
何言って……




そこで意識が途切れた___


























汐恩side








鶴房汐恩
鶴房汐恩
は!!


目が覚めた途端、あなたの入って行った小屋に入る




……いない?








鶴房汐恩
鶴房汐恩
くそ!!



あなたを守るって言ったのにッ!!



初日からこれかよ……!













あ!翔也!











鶴房汐恩
鶴房汐恩
おい!翔也起きろ!
木全翔也
木全翔也
……んー、
鶴房汐恩
鶴房汐恩
翔也!!!!
木全翔也
木全翔也
は!!!😳😳
木全翔也
木全翔也
あなたちゃんは?
鶴房汐恩
鶴房汐恩
いない
木全翔也
木全翔也
……もしかして、連れ去られた?
鶴房汐恩
鶴房汐恩
多分
鶴房汐恩
鶴房汐恩
……探しに行かないと
鶴房汐恩
鶴房汐恩
俺、行くわ
木全翔也
木全翔也
ああ、





何かに弾かれたように走りだす






探すって言ってもどこにいんだよ!!

あのクソ玲叶!!







あー!クソ!!




















木全side










蓮「お姫様、高校に復帰するらしいね、」


栓「そうなんですね、これじゃ殺しにくい

な……」


蓮「だからさ、翔也この高校に転校してよ」


栓「……は??!」


蓮「だって、翔也まだ19でしょ?僕じゃ無理あ

るし」


栓「別にそんな事しなくても帰り道にでも殺し


ちゃえるじゃないですか」


蓮「実はさ、あっちの護衛も転入するらしい」


蓮「そうなるときっと帰りは車でしょ?それに


隠れて殺すのが困難になる」


蓮「お姫様の近くにいれば、チャンスはたくさ


んあるはずだよ」





栓「なんで俺が……?」



蓮「文句ある?☺️」



栓「……いや、」


栓「分かりました、やります」














最初は乗り気じゃなかった

でも、まともに学校すら行っていない俺には、だんだん楽しみに感じられた













転校当日、寝坊で遅刻してしまった


教室に入る時、中の声が聞こえた










汐「好きな物は、井上あなたです。」










なるほど、護衛と付き合ってんのか……



殺しにくいなあ

















護衛に怪しまれないように、護衛と仲良くすることにした




汐恩は案外良い奴だった












お姫様が校舎を案内してくれることになった















音楽室のやつと屋上の小屋に行く。







……なんかこいつ見たことあるんだよな……












しばらく考え込んでいて、周りで何が起こっているか全く気付けず、気絶させられてしまった













汐恩に起こされ、やっと状況を理解した。














こいつは、あの女みたいなやつがどんなのなのか知ってんのか?





知らなかったらまずいな……


転入早々転校生が殺されちゃスムーズに殺せないじゃんか







追いかけよう!


















ねくすと

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