みんなと別れて駅へ
ここもよく大吾ときたなぁ
泊まりにくるときとかね、
ちゃんちゃんちゃん
駅員「気をつけてお乗りくださーい」
うちに帰りたくないなぁ
ピコンッ
末澤【今日うちに泊まりに来る?】
え、まて、末澤くん。
神ってる。
【行きます、最寄りで待ってます】
末澤【り、てか正門じゃなくてええ?】
【うん、よしくんには心配あんまかけたくないし】
末澤【わかった、待っててね、次の電車でいくよ】
【ありがとうございます】
みなさん
ん?って思ったでしょ
別れてすぐ他の男の家に泊まりに行くってどうかしてるって
でもそれが私ですから。
あんま気にせんといて
20分後
ピコンッ
末澤【ついたで~】
【あ、いた】
末澤【みっけー】
末澤「ほんとに大丈夫?俺やけど」
「うん、大丈夫」
末澤家にて
末澤「どうする?ベッド使ってえーよ、ちょうどシーツ洗濯したし」
あなた「ありがとう、でもソファーでいいや」
末澤「いいよ、少しくらい甘えなさい」
「なんか正門みたい笑」
末澤「笑笑」
末澤「あ、飯。作るから待ってて」
「うん、せーや作れるの?」
末澤「うん、なにがええ?ハンバーグでえーよな?」
「うん、ありがとう」
眠いなぁ
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。