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第10話

またあの時間に
紫夕がボタンを押した



押したその後、私たちの周りは、とても静かになった



………




今なら、別れを告げられるかな…?




皆が揃うのも滅多にない



あったとしても



私は、そこにはいない




……




皆に聞くか…



なにか分かればそれでいい



あとは、別れを告げるだけ



あなた
あなた
(…緊張する…けども…これは私達の未来のために…!)
あなた
あなた
あ、あのさ…最近…帰りが遅いのはなんで…?
論
…は?
それはそうだよね…帰りが遅いって言われてびっくりする人なんていないからね…



でもね、これはこれからのため
陸斗
陸斗
そんなこと聞いて、なんの得があんの…?
あなた
あなた
だって…前までは、帰りが早かったし…それに最近、私に生放送以外の所では冷たいよね…
もう辛いんだ



一刻でもこの生活を終わらせたい



でも、君たちのことがまだ諦められない自分が何処かにいるの
紫夕
紫夕
いや…仕事だから、帰りが遅いのは仕方ないでしょ…
琉斗
琉斗
じゃあ、逆に聞きますけども…あなたは帰りが遅いって言われてどう答えるんですか?どうせ、仕事や友達関係とか答えるに決まってますよね…?僕達だって同じなんですよ?
あなた
あなた
……ごめん………
そっか……



でもさ、今日のあれはなんだったの?



私はもう用無し?



ただの人形?



もう皆には、愛されないの?



あの子が愛されるの?



私の立場だった所があの子に取られたの?



私のことは




どうでもよかった…?
心琉
心琉
少しは、そういうこと考えて発言してや…
智美
智美
まじ腹たってきたわ…。もう寝る
あなた
あなた
ご、ごめんなさい…
論
ゴメンなさいで済むと思ってんだ…。ふーん……もういいや。こいつと付き合ってんのダル…
バキッ



私の心の中の何かが割れた



もう限界が近づいていたのかな



……あーあ…




最後ぐらい愛して欲しかったな




こんな誰にも愛されない人生




終わりにしちゃおっかな…




でも




もう少しだけ




ほんの少しだけでいいから




傍にいてもいいですか…?
陸斗
陸斗
琉斗…眠ろ…
琉斗
琉斗
そうだね…はぁ…
智美
智美
早く寝よ…
紫夕
紫夕
皆、寝よっかー
心琉
心琉
そうやな…
バタン
…………………