くろちゃんとの間に気まずい雰囲気が続いて数分…
すると、くろちゃんが口を開けていった
突然の言葉に私は、驚いた
だって…くろちゃんにそんなこと言われるなんて思ってもなかったから…
一瞬、私の頭の中で混乱が起こった…
これは、私自身の問題
他人に…親友にそんなことをさせても大丈夫なのか…?
…
少し…甘えてみてもいいのか…?
…
ギュッ
抱き着くと待っていたのは、くろちゃんの温もり
とても暖かい
すると、泣きたくなった
今日ぐらいは…甘えてもいいや…
その後もくろちゃんは私の頭を撫でながら、私の話を聞いてくれた…
そして、私達は少し早いが解散をしてそれぞれ家へと帰った
そして、家に着くと玄関に皆の…靴が置いてあった
忘れてた…
最近は、疲れててそんなこと思い出せなかったよ…
少し、泣いて疲れたなぁ…
まだ、放送まで時間あるし眠ろ…
私は、自分の部屋へと行き、ベットへダイブした…
そして、夢の中へと飛び込んで行ったのだ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。