第3話
さん
私には小さい頃からずっと
仲のいい友達がいた
いや、友達じゃなくて
親友と言えばいいのだろうか
親友の名前はイム・ソンリ
私は4歳の時から韓国に来ていて
1人だった私を
ソンリが助けてくれた
小学校も中学校も高校も全部一緒で
いつも、助けられている
この浮気の事もソンリに何回も話している
ソンリはいつもこの話をするとこう言う。
って
別れたいのに
別れられない
だって、
テヒョンを愛してるから
だから
私はいつも
テヒョンを許してしまう
彼と別れる
のが
怖くて
別れることができない
恐る恐る
私は鞄に入っていた携帯を取り出し
テヒョンの携帯にかけた。
プルルルルルルル
プルルルルルル
5コールぐらいした時に
電話に出る音が聞こえた
彼の『なに。』はめんどくさそうな声をしていて
私には興味がないみたいな声だった。
プツ
電話かけなければ良かった。
こんなにも
心がずたずたになったのは
始めてだ
私はその場で泣き出した
私が泣いてると気づいたソンリは
慌てて私の背中を擦りながら
" ごめん!私のせいだ "
と
何回も言ってくれた
約5分で
ようやく私は落ち着いた
と言って
その場を後にし
家に帰った。
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