第86話

side Y -@bath room -
310
2020/11/15 01:49
your side


廉は私を引き寄せて抱きしめた。


火照っていた身体を重ねると、廉の体温も同じぐらいで、まるで2人の身体が溶け合って一つになるような感覚を味わう。


ソープで背中を優しく撫でられる。それと同時に首筋に舌をなぞらせて耳元にキスを落とす。


廉の荒い息遣いがダイレクトに伝わって、私の身体を震わせる。
あなた
んんっ、、、はぁぁっ
廉は少し身体を離して、私の胸をいやらしく撫でる。
あなた
あぁっ、、、廉、、、触り方、、、んんっ
私の膨らみを両手で下から上へと持ち上げては尖端を摘んで少し強めの刺激を送り込まれて、
あなた
んんっっ、、、あかん、、、廉っっ
と悩ましい声をあげてしまう。
、、、、すごい硬くなってる、、、。
あなた
あんっ、、、ちょっと、、、はぁぁ
廉は私から目を逸らさないでそのまま刺激を送り続ける。


感じ過ぎてしまった私は、腰に力が入らなくなり、少しふらつくと、廉が腰をぐっと引き寄せて私の身体を支えてくれた。


密着しながら深いキスをする。貪るようなそのキスは、お互いが息をするのも忘れるほどで、一心不乱で彼の舌を追いかける。


ワイルドな快感に、、、、廉に、、、、、支配されていく。


まるで悪い病気にでも蝕まれて行くような、そんな感覚。
あなた
んんっぁぁっぁ、、、れん、、、もう、、立ってらんないよ。。。
とムズムズする腰を揺らしてしまう。
あなた、、、その顔、、、煽ってんの?
あなた
ちが、、、うっ
廉が私から離れてバスタブに腰掛けて、右腕を出す。
はい。
それが何を意味するか分からなかった私は、
あなた
ん?、、、、何?
と聞くと
ここにまたがって。そこもキレイせなあかんやろ?
またがるって、、、、と躊躇する私。


廉は自分の腕にボディソープを垂らして私を呼ぶ。
あなた、またがれって。
あなた
う、、、うん。
廉の方を向いて恐る恐るまたがると、
ん、じゃあ自分で洗って。
あなた
洗うって、、、?
あなたのやらしいとこ、ここにつけるの。
と言って、自分の腕を私の秘部に押し付けた。


それだけでも感じてしまう私は
あなた
あぁっぁ、、ん
と声をあげてしまう。
ほら、、、感じてたら洗われへんで、自分で動いて。
そう言われ、私はゆっくりと自分の秘部を彼の腕に押しつけて腰を前後に動かし始めた。


痺れるような快感が私を襲い、何も考えられなくなる。


あまりの気持ちよさに、動きを止めることができない。


ぐちゅ、、、ぐちゃ、、、ずりゅ、、、
あなた
あぁぁ、、、んん、き、、、もち、、、いいっ
わー、、、ちゃんと洗えるようにソープ垂らしたのに、全然泡立ってないやん、、、。見て、、、このドロドロしたの、、、何?
あなた
やぁ、、、
恥ずかし過ぎた私は思わず廉の口を塞いだが、廉はすぐに私の手を掴み、中指と人差し指を舐め始めた。
あなた
あぁぁ、、、止まらない、、、
うん、、、そのまま、、俺の腕で、、いって?、、、自分でいって?
廉に支配されてしまった身体は、もはや自分のものではなくなったようで、私の意思ではもうコントロール不可能だ。


ずりっ、、、ずりゅ、、、ずちゃっ、、
あなた
ぁぁぁぁぁんっ
感電したかのような快感と、痙攣が止まらない。
あなた
はぁぁ、、はぁっあぁぁん、、、
肩で息をする私を彼が優しく包み込んで頭を撫でて、優しくシャワーで泡を落としてくれた。
ちょっと休憩しよ。
そう言って私の手を引き湯船に入る。廉が後ろから私を包み込んでリラックスしながら外の夜景を楽しんだ。
あなた
キレイ〜
そうやな〜。でもそっちより夜景の光に照らされたあなたの方がキレイやと思うけどな。
あなた
やめてよ、恥ずかしいから、、、
そして尚エロい、、、
あなた
もう!
胸元を軽くパンチしようと思って廉の方を向くと、廉は私の拳を捕まえて、そのまま引き寄せられた。


お互いどちらともなくキスをする。甘い、、甘いキス。
なぁ、、、あなた?
あなた
ん?
俺、今回のことで本当に痛感した。
あなた
何を?
あなたが俺の前から居なくなるとか、絶対無理。あなたなしじゃもうあかん身体になってもた。
あなた
ふふふ。
なんだか照れ臭くて、下を向いてしまう。
、、、、ずっと俺のそばにいてな、、、
あなた
うん、、、、ずっと、、、一緒にいようね、、、
やっぱりまだ恥ずかしくて、、、私は廉の首のあたりに顔をうずめた。

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