第98話

side Y - 3人の夜 -
305
2020/12/05 10:34
your side


激しい律動の後、息を整えていると急に腰のあたりを掴まれる。
後ろ向いて?
あなた
え?!
ほら!
そう言って私を四つん這いにした。


後ろから覆いかぶさるように私を抱きしめた紫耀は、再び廉には聞こえない声量でいやらしく私に語りかける。
(今、あなたの中に入ってるもん、、全部抉り出してやるから、、覚悟して)、、ふふ
そう言ったかと思うと、紫耀は私から体を離して、私の秘部に彼の分身を当ててスライドさせながら私の敏感な突起を刺激する。
あなた
あぁぁ、、、ん、、だめ、、、
あなた、ここほんと好きだよね?、、こんなに濡れ濡れなのに、ダメなことなんてないでしょ。
そう言うとより一層早く擦り込む。


ズリ、、、、ズリュ、、、
あなた
あぁぁ、、ほんと、、もう、、、だめ、、、我慢、、、できない、、、
振り向いて必死にお願いをする。すると、紫耀は
んも、、、あなたは、、おねだり上手だね、、、
そう言って私を優しく貫いた。
あなた
あぁぁ、、、んっ、、、き、、、もちいい、、、はぁっ、、、
痺れるような快感に酔っていると、
俺のもキレイにしてよ、、、こっち、、向いて、、、
そう言って私の頭を掴んで自分のモノを押し付けた。
あなた
ん、、、ぁぁ、、、、
快感に耐えながら必死で奉仕を続ける。


前では廉のモノをくわえて、後ろからは紫耀のものを受け入れているこの非日常な状況が私をさらなる高みに連れてゆく、、、。


急に目の前に光を感じたかと思えば、廉が私のアイマスクを剥ぎ取っていた。
ほら、、、
そう言いながら横にある鏡を指差す。
見て、鏡。ほら、、ちゃんと見て。あなた、めっちゃエロい顔してるから。
あなた
ひや、、、らいや、、だ
俺のんくわえて、紫耀に突かれてんで、、、ほら、、、えっろ、、
あなた
ひじはる、、、いじわる、、、、、、あぁぁ、、
えっろ、、、まじで、、、どんどん締まって、ヌルヌル、溢れてきてる、、、どうなってんのっ、、、めちゃきもちいい、、、
そう言いながらも紫耀は力強く、そしてダンスをしているかのようにリズムよく私を突き上げる。
あなた
あぁ、、っ、、、、らめっ、、、、
口元からよだれが垂れる。
だらしないなぁ、上からも下からも垂らして、、
そう言いながら、廉は、再び元気になった自身を私の頭を掴んで激しく打ち込んだ。


両方から激しく攻められた私はもう何も考えられなくて、ただただ快感に身を委ね、2人の沼に落ちて行くしかなかった。
もたらされた大きな波は、数え切れないほどで、私の秘部からは何度も大量の液体が吹き出し、ベッドはびしょ濡れになっていた。
ふふ、、、
満足そうに笑う紫耀はとても、セクシーで妖艶で。痙攣が止まらない私の腰を力強く掴む。
そろそろ俺のも注ぎ込もうかな、、、
あなた
ん、、、来て、、、いっぱい、、ちょうだい?
そう言うと、紫耀は私の中のすべての液体を抉り出すように激しく打ちつけてきた。
あぁぁ、、、やば、、、あなたの中、、、あつい、、、
あなた
んんんっ、、、ゴホっ、、、ゴホ、、、
自分の喘ぐ声と廉の打ちつけるタイミングが合わず、息ができない、、、あぁ、、、気が遠くなる、、、目の前がチカチカする、、、、、。


そう思っているうちに、再び大きな波がやってきて、3人一緒に果てた。


ドク、、、ドク、、、、


上と下から同時に熱いものを注ぎ込まれる。





嬉しい、、、愛しい、、、、想いが溢れる。


雰囲気がエロいとか、ただ気持ちいいとか、体の相性がいいとか、、、、、、、。


2人とのセックスは、自分の中で、もうそういうことだけではなくなってきている気がする。


なんと言うか、とにかく2人が愛おしい、、、。


2人のためだったらなんだって受け入れられるし、何でもしてあげたい、、、


そんな、暖かい気持ち、、、。


私だけでなく、、、子宮も恋しているような、、、不思議な感覚。。




そうだ、、、もしかしたら私、、、この2人の子供が欲しいのかも。


今までになかったこの不思議な感覚はきっと、そういうことなんだ。


正直、結婚するタイミングなんて今まで何回もあった。


でも慎重派な私は、いつも男性を冷静に分析しまい、この人と結婚したい、、この人の子供を産みたいと思ったことは一度もなかった。


きっと私には母親になる遺伝子が欠けているんだなんて思っていたけど、、、そうじゃなかったんだ。。


自分の中で芽生えた母親になりたいという願望に驚きが隠せなかった。それと同時に、年齢的にもうそれは叶わないのかもなぁ、なんて、少し絶望してみたり。




肩で息をして呼吸を整えながら、漠然とそんなことを思っていると、両側から抱きしめられた。
あなた、、やばかった、、、超よかった、、、
ほんまそれ、、、あなた、、、エロすぎ、、、
あなた
もう、、、エロいとか言わんといて!でも、分かんない、2人とするとさ、なんか自分が自分でなくなるみたいで、、、抑えきかないみたい、、、。
ふふ、、、かわいい、、、んじゃさ、、今日、一晩中寝かせないけど、、いい?
紫耀が私の髪を撫でながら言う。
あなた
やぁだ、、、恥ずかしいこといわないでよ、、、
そう言うと
それって、いいよってことやんなw素直になればいいのに、、、。
そう言いながら廉は私に優しいキスを落とした。




少し休憩を挟みながら、その夜、私たちは何度も身体を求め合った。



何度身体を重ねても足りない、、、、もっと欲しい、、、そんな感覚が私たちを狂わせて、眠りについたのはもう外が明るくなり始めた頃だった。


プリ小説オーディオドラマ